ジャンボ ！
入院３日目。
点滴による抗生剤の効果は抜群で、現時点では痛みはほぼ完全に消えた感じ。
どんなによくなっても抗生剤の治療はきっちり５日間行わないといけないので
もう３泊、じっとがまんの アフリカ山奥の温泉宿主人。
一度キャンプに戻ってパソコンやら本やら病室で作業ができるよう準備してきたので
ここのところキャンプの業務が忙しくてなかなか出来なかった
パソコンでの作業がすすむこと サクサク サクサク。
こういう惨事的な出来事があると当初は
「アンラッキーだな。。。」 と思うものですが。
今後のことなんかを考えたりしていいると、
「い、いやまたしても これぐらいで済んだのなら
逆にラッキーなのでは？」
そう前向きに考えられる余裕が出てきました。
そう、またこれですが、、、ピンチはチャンスなのです！
これがもし、物事を前向きに考えられていなかったら、
こんな変わった人生送っていけないって、わけですよ。
前回の記事で書いたように、失ってみて初めて
自分が持つ当たり前の日常が
いかに宝なのかと気がつく
と言いましたが、ほんとそう。
今回のことにしたって、盲腸になったからこそ、
宿が繁盛してきてガンガン働いて稼ぎたいなか、
健康第一でいかないと、逆にそれが理由で目標を達成できなくなるかもしれない
という別の側面からプロジェクトを見るようになることが出来たのです。
これまた同じ。
１０年越しぐらいの夢だった、辺境でエコ・ロッジをやりたい という
人生をかけてのプロジェクト。
このエブル山の土地を５年前に見つけて、
他のいくつかの候補と比べてもダントツだったのでここに決めたものの、
いろいろあって （アーカイブで以前の投稿ご覧ください）
土地権利を取得するのに２年半、
営業許可を取得するのに３年。。。かかってしまいます。
2019年１１月にやっとのことでオープンまで漕ぎつけたものの、
4か月後にコロナ。
はー なんとアンラッキーな。。。。
とずっと思ってましたが、
最近では日本からいらっしゃるお客さんなんかも、ちらほらいらしたりして
ケニアの山奥でもマスクをされている姿を見たりして、
いかにこの３年間、コロナによる同調圧力のようなプレッシャー下で
皆さんが暮らしていたかを肌で感じさせてもらい、
欧州の方々でもこれが嫌でアフリカに旅行で逃げてきたという方々も多数見る中、
自分はずーっとこの山の中でほとんどマスクをすることもなく、
コロナに怯えるようなこともなく、自由な毎日を送っていたわけです。
なので、
いや、実はまたしても逆に はー なんと ラッキーな だったのでは？
と思うわけなのです。
もちろんコロナで収入がないという別の苦悩はありましたが、、、、
海外から人が入ってこないのであれば、ナイロビ在住のムズング（外国人）だ！
とナイロビに行ってせっせとチラシを配って宣伝して、← おっさんだからアナログ。。
今ではケニア在住の外国人が週末土、日に来るだけで
けっこう食えるようになってきたではないですか！ 週休５日制でっせ！
まあ、こんなことをツラツラ入院病棟の部屋から湖周辺の景色を見ながら
思っていたわけです。
病室の窓からの風景
大きな湖がすぐそばなので、山では見ない大型の鳥が
優雅に空を舞っている姿に癒され、
特にペリカンが飛んでる姿は見ていて滑稽で、クスクス笑いがこぼれたりしてきて
まあ、いろいろあるけどオイラの浮世離れライフは楽しいよなー
なかなか日本人的には出来ない体験ばかりだよなー
と すべてを許す心持 になるのです。
キャンプはこの山の裏側にあります
そう、物はすべて考えよう
どんな苦悩や災難的なことがあろうと、それは全て
自分の魂がこの地球で経験を通じて感動するためのものなのだ！
と思えば いやー 盲腸だって ありがたいではないですか！！
こんなケニアで入院なんて経験、、なかなか出来んぞ。
ふふふふ、こう書いていて思うに、悟り はすぐ近くに迫っているような、、、
なんだか、そんな気がしてなりません。
思いの外お元気そうで安心しました。ピンチはチャンスですものね！でも、無理なさらずに。
返信削除ありがとうございます！応援とっても励みになります！！
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