新しいチャプターの始まり


ジャンボ !

先週はそれなりに人がやってきてなかなか忙しく、てんてこまい。。。

海外からの観光客はまだあまり入ってきていないようですが、、、ケニア国内に住む人たちがだんだん旅行に出るようになったようです。

面白いもので日本も同じように先週の連休が久々に賑わったようですね。。。

そしてコロナ感染者数も賑わいに平行して増加。。。

崖っぷちに立たされている観光業のわれわれは、コロナに気を付けながら接客するしかないですよね。。。


この絶景ラウンジが満席になる日もそう遠くないかも









幸いここは山の中ですし、どの設備もほとんど屋外にあるようなものなので、使用後のサウナやコテージ、トイレなどの掃除の際にマスクとゴーグル装着で対応することと、食事を出す時はお客さんに安心してもらうためのマスク使用、そしてとにかくお互い近寄らずに2メートルぐらいの距離を常にとりながら会話する、という感じでやっています。

コロナ渦のコンポスト・トイレ掃除はゴーグルとマスクを使用

しかし今まで無人島に暮らすロビンソンクルーソー顔負けの孤独な毎日を送っていたというのに、、、、

いきなり電話での問い合わせがジャンジャン来るようになったのは、   何か理由があるはずだ! 

と実際にいらしたお客さんたちに聞いてみたのですが、

先日参加したフェイスブックのグループ、Camping In Kenya での当方による(なりすまし、、、)投稿がヒットした模様。

このグループ、その名の通り、主にケニアで暮らすキャンプ好きの人たちの集まりで互いにケニア国内のキャンプ情報を投稿しあっています。

1781名の参加者があり、それなりの規模。

投稿は

「今度北部へ車で旅行するので、いいキャンプ場の情報と最近雨がよく降っているが、途中の道路情報など詳しい人がいましたら教えてください!」

というようなものが大半。

グループ規約としてロッジやキャンプ場を運営する方が広告目的で投稿することが禁じられている、あくまでキャンプを実施する側の人たちの情報交換の場なのですが、

先月、

ナイバシャ(うちのキャンプ場の近くの町)に行くのだが温泉プールがあるクラブが閉鎖されていると聞いた。どこかほかにいい場所は知らないか?

という投稿を読んで、おお、これは!!と思い、

自分もキャンパーになりすまし、、、

(というか、ここの土地を購入するまで見つけた土地で必ずキャンプし、付近の町でもテントを張れる場所を見つけて合計40泊以上キャンプしてきた生粋のキャンパーです。。。。)

アースキャンプという自然100%のスチームサウナがあるキャンプ場があって、値段も良心的です。

なんて投稿を返信したのですが、、、これを結構な数の人たちが読んでいた模様。。。。

先々週は労働許可証の更新手続きでナイロビにしばし滞在していたのですが、ちょうどその時に予約が集中して入り。。。。手続きを超高速で済ませ、予定を繰り上げて村に戻ってきた次第。

ヨーロッパ人、ケニア人の客が2組来たのち、

最後は国連で働くベトナム人家族が来訪。

久々のアジア人客だし、子供も二人いて、その子供たちが自分と同じくアメリカはニューヨー育ちでバリバリヤンキー訛りの英語を話すので、、、懐かしいやら、、なんだか親戚が泊まりにきたような気分にさせてもらいました。

新たな気づきや課題も見えてきました。

食事は内容も含めて再考する必要あり。

予約のキャンセルやドタキャンが多いので実際に予約した人が来るまで食事は作り出さない、、、というリスクを避けた方法で対応していましたが、、、

実際にいらしてから作り始めると今は実質ほぼ一人で料理をこなしているということもあり、お客さんによっては自分と話すことを楽しみしている方々も多く、お客さんとの会話が弾めば弾むほど食事ができるのが遅くなる。。。。という状況になってしまうのです。

食事作りが日本人レベルでできる料理人を雇うにはまだまだ客数が少なすぎてロスになるので出来ないし、もともと村人たちと自分だけで回すようなオペレーションにすることで、エブル村の人たちの雇用を生んでいく目標があるわけなのですが、ケニア食以外生まれてこのかた食べたことがない人たちに中華風炒め物やタコス、サンドイッチなどの作り方を覚えてもらうことは、そう一筋縄にはいかない。。。ということがよーくわかりました。。。

じゃあどうする? 

今のところ解決策としてあがっているのが、

ー チリやスープ、カレーなど予め作りおきが出来る料理を主軸にする。客が来た際に暖める程度の作業で出せる料理が効率がよさそう

ー 特にメキシカンのチリ(チリ・コン・カルネ)は村で豊富にとれる赤豆を使うし美味しく出来るので主力とする

ー予約があるときはチリを予めスタッフと作っておき(ぶっつけ本番ではないのでスタッフにも教えやすい)実際に来たらチリに添えるチャパティーなどを作るだけで出せるようにしておく

ー今回出した食事の中で評判は良かったのですが、手間があまりに多く、スタッフにほとんど任せることが出来ずに自分だけで作ることになってしまいがちな、かき揚げうどんやタコスはいったんメニューから外す


そんなこんなで、

お陰様でオペレーションがに新しい展開が見えてきました。

これぐらい常に人が入っていれば、コテージ2軒でもそれなりに食っていける算段。

天然スチームサウナはやっぱり最高みたいだし、食事も上手くいった時は、感動の美味しさ!!って感じで絶賛のお言葉をいただいたり、、、

こうなると、また来たい!!って思うようなので、いやはや自分の読みは間違っていなかった、、、よかったよかった。

さあ、あとはもう少し工事を進めて、食事やサービス内容も確立させて。。。

というところ。

まだまだコロナの影響で人はまばらなものの、間違いなくアース・キャンプが注目されだしています!!

お陰様で 新しいチャプターの幕開け という雰囲気になってきました。

焦らず腐らずテンパりすぎず、、、

今年もあと3か月。

この調子でボチボチ進めていきましょう!!

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