決心すると景色が変わって見えてくる



ジャンボ!


トラブル続きだった村でのインターネット。

ここのところ接続が戻ってきております。




















嬉しい!!

こんなことで、嬉しくなれるというのは

幸せである、ということにしておきましょう。。。

不便な経験をしたからこそ分かる、ありがたみ。

最近のこと。

ああ、今あるものだけでいい 



















そう、心から思えた瞬間が何度かあったので、

今回はそんなお話しをしようかと思います。


ケニアの山奥に温泉に近い火山性噴気孔の蒸気が立ち上る土地を見つけたのが

2年前のこと。








2年前に初めてこの土地を見つけた時






今までの仕事で貯金した1000万円をケニアに送って準備を始めました。

2001年に仕事でケニアに来て滞在するようになってから、

東アフリカにはもう15年も暮らしているので、こちらの状況も、

そしてケニアで事業を始めることの大変さもある程度は分かっているつもりでした。



















世間一般のアイディアでは1000万円でケニアでホテルを建てることは、

かなり難しいでしょう。

正確な金額は割り出せていませんが、数名のロッジオーナーや

事業に関わったことのある弁護士などから聞いた話や、

外観からざっと見積もってみたイメージでは5000万~ぐらいが

通常のコストのようです。




日本からのテレビの取材陣が
泊まっていた人気のロッジ





しかしそこまでの額を投資して、それを取り戻すのに何年かかるんだろう?。。。。

自分はもう50歳なので、、、、あと20年、、、いや15年現役でやったとして

年間の利益が例え上手くいったとしても

15年で取り戻すのは。。。。。かなり至難の技のように感じます。


サファリで有名なマサイ・マラには日本人の方がオーナーで、

芸能人なんかがお忍びで泊まりに来る豪華ロッジ ムパタサファリクラブ 












という場所もあり、

その開業までに至るお話しは、アフリカの王 という題の

伊集院静さんがが書かれた小説にもなったりしているのですが、

















億単位の投資をして土地購入、設備の建設を行っています。


ケニアでの観光を主体とした宿泊業というものは、

サファリ=狩猟目的の旅 という有名な言葉があるように、

もともとヨーロッパの貴族たちが始めたものであり、

粗野な環境の中にコンフォートを取り入れる といった今流行りのグランピングの

原型のようなスタイルが主流であり、豪華版なのです。


そんな中、1千万円で宿を建てようとしている自分は。。。。。







ランドスケープへのデコレーションも始めました。屋外フェスティバルと学園祭ノリのデコレーション・アイディアをフル起用。






ケニアのロッジ業を知る人たちも、そんな額で出来るの?といぶかし気です。。

しかし、出来る!のです。

今更ながらですが、、、、YES, WE CAN  !! 

という言葉を繰り返しながらいろいろと策を練る毎日。

以前から続いていますが、資金的には見かたによってはピンチです。。。。

でも、、、ピンチはチャンス!

そう信じて今回のナイロビ滞在ではいろいろな人に会い、



昨日はケニアで起業する日本人の方々が数名いらっしゃるシェアオフィスを見てきました。ヨーロッパ人が作った施設のようでかなり快適にパソコン作業ができそう。

1日のビジター利用だと1500シル(=約1500円)とwifiがあるカフェで作業するより割高なのですが、



1か月だと7500シルとかなりお得。溜まっているウェブ関連の作業を一度ナイロビで1か月滞在しながらこういう場所で進めるのもいいかもしれません。そしてやはり同じようにここで起業している人たちの話を聞くことが今の自分にきっと役立つ、、、そんな予感もしています。






話しを聞いたりしながら、

打開策を模索しています。




~ 続く ~



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