不正の王国との果てしなき戦い


こんにちは!

海外、アフリカでの起業を成功させるために、

自分の精神的な成長が必要だと感じたことから

怒り、妬み、愚痴、文句、不満 

を一切シャットアウトするという















修行というと大げさですが、

けっこう大真面目に取り組んでおります。


しかし、題に書いたように

野生の王国として知られるここケニアは、

















実は不正の王国としても有名なのです。









写真は無関係
正直、誠実なケニア人
うちの棟梁サミュエル君です







ロッジというビジネスを立ち上げようとしていると、

時々、そういう修行なんて、、、

もう、どうでもいいから、

片っ端から全員ぶっ飛ばしてやる!!




















と思うことが時々あります。


詳しい事案を書いても、

実際に経験してみないと感覚が分からないような気がするので

今回は書きませんが、

一言で言えば

プロセスがある度に必ず賄賂が発生する

という現状。




















そして、

賄賂を払わないと何も進まない

ということ。。。。



ケニア人に言わせれば、この賄賂システムは彼等の

サバイバル(生き残り) が理由、、、、、などとも聞きますが、

日本人や先進国から来ている外国人にはなかなか理解し難いもの。

ケニア、ケニア人に対する不信感が募るばかり。。。。














弁護士必修です
うちの弁護士のミーティングルームにて



自分もそうです。

未だに曲がり角を曲がる度に出てくる輩に

上で書いたように・・・・ グワー!!!

となりそうになることも、、、あるのですが、

一つ自分が理解していないことに

ケニアの、いや

発展途上国の給与レベルの現状

というものを自分は

完全には理解していない中、

汚職の現状に頭に来ていた

ことに気が付いたのです。

















そう、自分は


月3万円の給料で暮らす

ということの 

本当の意味を分かっていないのでは?

と、

この前、再び賄賂の現状について担当の弁護士にこぼしている際に思ったのです。





















だからと言って、

不正を許すわけでは決してありません。

ただ自分は今まで発展途上国の人たちの厳しい、

不正はサバイバルの為と言わせるような

現状のことを完全に理解しないまま、

彼等の汚職的、賄賂要求にただ、ただ 怒り、呆れ、

でも払わないと自分の宿のビジネスの免許が取れないので

嫌々ながら払っていたのです。















だからなに?

と思われるかもしれませんが、、、、

気がついていなかった自分に気がついた

ということは、

けっこう重要なこと のように感じて、ここに書いています。

皆さまはどう思われます?


不正の王国の現状を変えることは自分の小さな力はあまりにも無力です。

でも、彼等の側にたって物を見る視点を新しく持てば、

この現状を突破していくにあたって、

自分にとって何かのヒントになりそうです。


かなり抽象的なお話しで恐縮なのですが、

不正の王国との果てしなき戦いについては、

今回の気づきからまた進展がありそうなので随時報告しますね。


そして、これに関連して思った2つのことが、

これです。


① 昔読んだ昔話で「北風と太陽」というお話し。
  https://www.yumearu-ehon.com/books/5475/

  力づくで相手を動かそうとしても上手くいかないが、太陽のように相手の立場を考えて上手く誘導することが大切 というイソップ童話













② 正確な言葉での引用ではなく恐縮ですが、仏陀の言葉で「世の中の混乱や悲しみ、問題は亡くならないが、それを体験するあなたの中身が変わることで、変わっていく」といったニュアンスの言葉


自分に起こる様々な出来事。

見る方向性を少し変えてみると、

けっこう深くて思慮深い世界が広がるものですね。

こんなこと昔はあまり考えなかったんですが、、、歳でしょうか。

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