ジャンボ!
自分が初めてケニアに来たのは2001年のこと。
以来一度2年日本で暮らしましたが、それ以外はケニア。ウガンダ。エチオピアといった東アフリカの国々で国際協力系のプロジェクトで働きながら暮らしてきました。
と書いてみて、、、、
「アフリカにはもう15年も居るのか、、、」
と再認識した次第ですが、それを思えば、ここの地で自分のロッジを運営したい~と考えるようになったのも自然な流れだったのかもしれません。
「アフリカにはもう15年も居るのか、、、」
と再認識した次第ですが、それを思えば、ここの地で自分のロッジを運営したい~と考えるようになったのも自然な流れだったのかもしれません。
最初は漠然としたイメージだったものが、次第に「アフリカの自然を利用した癒しをテーマにした宿」というはっきりとしたものになったのは、赤道直下でありながら高地であることから奇跡的に存在する、その昔イギリス人が避暑地として目を付けた天国のような高原気候と、火山と温泉の存在を知ってからです。
最高に過ごしやすい気候
最高に過ごしやすい気候
これはもう東アフリカに一度でも来たことがある方でしたら、すぐにうなずいていただけると思います。
アフリカと聞くと、暑い!というイメージを持たれる方が多いかと思うのですが、今自分が居るエブル村や首都のナイロビにしても赤道直下でありながらも2000メートル級の高地にあることから夏の軽井沢のような気候と呼ばれる高原気候が1年中続きます。
エブル村にそびえ立つ休火山 El Doinyo Eburru山(標高2600メートル)の中腹上部に位置するここの土地は標高約2100メートル。
富士山で言えば5合目ぐらいの標高でしょうか。。。
そんな高さの場所では赤道直下でもやはり山の気候です。
アフリカと聞くと、暑い!というイメージを持たれる方が多いかと思うのですが、今自分が居るエブル村や首都のナイロビにしても赤道直下でありながらも2000メートル級の高地にあることから夏の軽井沢のような気候と呼ばれる高原気候が1年中続きます。
エブル村にそびえ立つ休火山 El Doinyo Eburru山(標高2600メートル)の中腹上部に位置するここの土地は標高約2100メートル。
富士山で言えば5合目ぐらいの標高でしょうか。。。
そんな高さの場所では赤道直下でもやはり山の気候です。
気温は昼間は上がっても27度程度、陽射しはさすがに赤道直下なので刺すように強いですが日蔭に入ってしまえば汗ばむこともない温度。そして湿度も30-40%前後であることがきっとこの快適さの肝でもあるのでしょう。冷え込む夜は10度を切ってます。フリースだけではなくヒートテックも必要になる北半球で言えば冬の始まりぐらいの防寒が必要になります。
最近の日本の夏はアフリカ人もびっくりの酷暑なので、その期間、ここでの天国気候で癒してもらうのもいい!なんて思ってましたが、7月末、8月はエブル村は逆に最も寒い時期で1年を通して唯一天国気候の時期ではない寒い季節となってしまうのです。。。上手くいかないもんですねえ。
クリスマス前のこの時期ケニアは1-3月の最も暑くなる乾季前の小雨季で、ちなみに今日は少し雨が降っていて曇り、部屋の気温は午後6時現在で21・3度、湿度54%です。天国気候の雰囲気が伝わりそうな写真をいくつか載せてみましたが、やはり一度いらして体験してみてください!
さて、
今日はワーカーたちにヤギのロースト風焼肉を試してもらいました。
菜園で豊作になりつつあるレタスを持ってきて、
焼肉をレタスでくるんで食べるという、
日本人には馴染み深い方法も、もちろん生まれて初めてのワーカーたち。
味も評判も上々。
ここでのメニューになりそうです。
ケニアや東アフリカの国々で最もよく食べられる肉はヤギと羊。
豚、牛といった肉の方が日本人や白人的には親しみやすいのですが、だからこそケニアで出されるシンプルに炭で焼いて塩で食べるヤギの焼肉に手を加えてもっと美味しく出してサウナ上がりに冷えたビールと一緒に召し上がっていただきたいのです!!
今回はチャーシューの調理法の要領でヤギを調理。
タコ糸でぐるぐる巻きにしたヤギ肉をまずは油を敷いた鍋の中でローストし、それにアメリカ南部風のBBQソースを作って絡め炭で4時間煮込んでみました。
ヤギのくさみもいい具合に抜けてなかなか美味に仕上がりました!
ここの村で暮らす貧しくて肉を時々しか食べられないキクユ族の食事メニューは実はほぼ全てべジでグルテンフリーだったりするので、それに一つひねりを加えた創作メニューを考えているのです。これもまた面白いトピックなのでまたいつか詳しくお話ししましょう!
話しが脱線してしまいましたが、、、ケニアで宿をやろうと思ったきっかけの続きです。
火山、温泉
アフリカで温泉というイメージが湧かない、、、、とよく言われますが、実は東アフリカは日本にも勝る温泉地帯であり、ケニア、ウガンダ、エチオピアといった東アフリカの国々にはどこにも温泉があるのです!
もともと温泉好きだった自分は、ここでの温泉は泉質なども文句がないことに加え、何といってもこの気候が風呂上りに最高!ということに気がつきます。
しかしです。
こんなにいい温泉がたくさんあって、
「こ。これは、、、かなり気持ちいいですよ~!!」と思わず大声をあげたくなる至福の風呂上り感が味わえる気候があるというのに、、、、
それを楽しめる温泉施設がないのです!!
(エチオピアには写真のような温泉施設があります)
こんな最高のセッティングでありながら、、、冷えたビールは自分でクーラーボックス持参で用意しない限り、
風呂上りに冷たいビールが飲める場所が無いのです!!
いかーん!!
そ、それは勿体ない!!! ではないですか。
それなら、、、、うん。
ぜひ、私が作ってみたい!!
そう思うようになったのが全ての始まりでした。
我ながら漫画のようなアフリカ起業の動機ですが、
起業のアイディアなんて最初はけっこう、そんなものみたいです。。。。
起業のアイディアなんて最初はけっこう、そんなものみたいです。。。。
~続く~
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