出発前のエデン

 

ジャンボ !

久々の日本(8年!)に来週出発ということで、

何だかバタバタしだした浦島山奥二スト。



昨日キャンプでの業務と当方のアニマル家族 犬2匹と猫3匹 への業務を

全て引き継ぎナイロビの自宅に移動してきました。


村で一番大きな体格の犬になった 主人以外は人を寄せ付けない 問題児 アキラ君。

大好きな主人には体当たりタックルしてきたり、、、(時々タックル強すぎて倒れそうになる、、、)近づいてくるスタッフに吠えたり、、、元気いっぱいのアキラ君ですが

3日前ぐらいから

「もう行くんだからね、

1か月居なくなるんだよー 大丈夫?」

と何度もいい聞かせたところ、

出発前日から何かが変だと気が付いたようで少しシュンとしていて可愛かった


最後の日に自分は居るが、

何も手を出さずに2名のサイクリストの

夕食と朝食をやってもらったのが、良かった

サイクリストの朝食を出した後、

This is for you Sir これはあなた様の分ですボス 

とオイラの分をくれた。

実は初めて食べる
  自分ではない誰かが作った アースキャンプの朝食 。。。

おお、ケニア人にしては、、、 (失礼、、)

   き、気がきくじゃねーか、  オイ ! (うれし涙。。。


時計回りに 

アラビア風チャパティー
キャベツとビーツの浅漬け
スクランブル・エッグ
アメリカ風ホームフライ

もう少し油を減らして欲しかった以外は、、、全てOK ❢
盛り付けにかかる主人の芸術的センスまで受けついでやがる。。。 
やるな おぬし
ちゃんとやれるし、
2名のサイクリストの太鼓判推薦 付き!

サミュエル一同、スタッフだけで作った 夕食、朝食 最高でした 主人不在でも大丈夫!の承認しまーす   と言ってくれたスイス人カップル     アースキャンプ素晴らしすぎです、、、といたく感動してくれていた
昨日も自分がナイロビに向けて出てから1名がチェックインして

今朝の朝食後、きちんと支払いが自分の電話に届きましたし

写真も忘れずに送ってきて、なかなか優秀。


イギリスからのサイクリストと

留守を守るスタッフのサミュエル君


これで心置きなく日本に行けそう

ありがたい、うん、

こんなにありがたいことはない。。

いいお土産を持って帰ってきてあげよう。こちらでは珍しい日本人はみな持っている、温度と日付と時間が一緒になった置時計を買ってきてあげよう。

きっと喜んでくれるでしょう、こちらはこういうので嬉しいと

ほんとみんな子供みたいに ワイワイガヤガヤ野放しに喜んでくれるから

あげ甲斐があるというものです。


一昨日、久々にナイロビの家に帰還。

ドライブはきっかり4時間、


途中一度給油した以外は一度も停まらず 

ぐんぐん走った、

そう日本まで行く勢いで!


で、

ナイロビの自宅で自分の部屋の机の上にパソコン広げて

あー久々だなー と よく考えてみたら今年1月に弟が来た以来。。。。

約8か月ぶり。、。。


自宅近くの町ンゴングで

日本への土産物を散策





山の中に 8か月。。。 

祖国に帰らず  8年。。。。

 という数字は繁栄、発展、無限 など

縁起が良いことこの上ない。。。らしい。


そして山奥暮らしがさらにさらにディープな感じに

なってきたことは間違いなし! 




こうして田舎の人にとなっていくのでしょう

東京とニューヨークで育った生粋の大都会出身者ではあるのですが、

田舎。。。 というとやはり日本人の自分は

何かこう、、田舎言葉風の日本語が出てしまう。。。不思議。


今回も

サミュエル君を前にして言う英語は日本語に翻訳すると

 オラ  久々に日本帰るでよ

ってな感じ。


そして、愛猫アバターと話す時は 

なぜか京都弁風になる、、、、不思議。

アバターさん、、今日は元気どすかい??  って 

           (ん? それも何か間違った京都弁、、、)


そんなこんなでここ8年で作り上げたキャンプを

初めて1か月以上空けるとなると、いやー 

愛おしいことはなはだしい。。。

主人の自分のことが皆大好きでいつも幸福な気分にさせてくれている

猫さんたち




と 犬さんたち 


温泉サウナと




それに集まる人々


 まさにエデン だなー   なんて思いました。

池澤夏樹の著で 

「エデンを遠く離れて」 というエッセー集があります。

https://impala.jp/work/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%92%E9%81%A0%E3%81%8F%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%A6-2/

サブタイトルというのか

概要の前に出てくる文章が


ぼくたちは

ひたすら自然から離れることで、

今見るような文明を築いてきた

というもの。

摩天楼が見える

ナイロビ国立公園


自分は上の文章を象徴するような世界の大都市 

東京、ニューヨーク で育ちました、今も大都市ナイロビにも家があります。

そして

文明の逆をいくような、

電気も水道も無い山暮らしへ突入。

アフリカはケニアの山奥に温泉掘って、

それを基に商売して生きていくシンプルライフを選択。

そう、この生き方のサブタイトルはこれ



ぼくは

ひたすら文明から離れることで、

今見るようなエデンを築いた


だと。 ← 多少なりとも 誇らげ


そして文明を築いてきた大きな副作用のような

気候変動をここ近年の 酷暑、、、という形でもろに受けている

( ように外からは見えてしまう、、、)

エコノミック アニマルの国 日本 へと

久々に 出発 ~

コメント

  1. 良い旅をしてください!任せられるスタッフがいてくれてよかった。  ご両親も心待ちにしてらっしゃると思います。親孝行してね!

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