悪評や失敗を成長の種とする

 

ジャンボ！

世の中なんだかいろいろありますね。。。

日本はその後、酷暑はどうですか？

こちらはアフリカの冬まっただ中。

標高1800メートルの首都ナイロビでも結構寒いみたいですが、

ここは2400メートルで山の中腹ということで

この時期、寒さに加えて突風が吹き荒れる日が多くなり

太陽が沈んだ後も風が吹いているときなんかは

アフリカというより南極、、、といった趣。。。。

それでも赤道直下の太陽はやはり強烈なので陽が出ている間はポカポカ暖かい

新しいキッチンに作ったテーブルはちょうどいい具合に陽があたりサウナ猫アバターの大のお気に入りスポットに

今年は暖かい時期でありシーズン中だった３月に火事が起こり

３，４月はキッチン新しく作るまで食事が出せなかったこともあり、

ちらほらお客さんは来ていたものの、ほぼ休業。。。。

５月に入って食事も出せる体制となり、

５月末、6月と、やっと再び人が来出したなーと思ったら

６月末ぐらいから　アフリカの冬　到来。。。。

７月はケニア中、どこでも最も寒い時期となり、

標高高い山奥であるここは、特に寒く、

どうしてもオフシーズンになることは間逃れません。。。

それでも今年は7月に入っても週末は人が来ており、ありがたい限りなのですが、

やはりちょくちょくという低人数のまま。

日本に1年住んで慶応大学に通った経験のあるドイツ人（中央男性）と彼のケニアでの同僚グループ

今までインターネットでの評判はどのサイトでも５つ星ばかりだったのですが、

一つのサイトで悪評を投稿いただいたようで、

その影響か、これまでよく来ていた

自転車野郎やら車で生活しながら世界を回るオーバーランダーさんたちが

ほとんど来なくなったという結果に繋がったようなのです。

そう言えば今年２０２２年は３組しか来ていないなー？

と思い、久々に彼らの旅バイブルであるアプリを開けてみたところ

ioverlanders

https://ioverlander.com/places/107725-earth-camp-with-wonder-g-spa

ん　？　　。。。。。

めでたく初の悪評をいただいていました。。。

書かれてから8か月後に気がついているところなんかが、当方のマヌケぶりをよく表しているわけなのですが、、、（汗、、）

最初はショックでしたが、内容見てみると

求めているもの（サービスではなく、施設）に対して行き違いがありしょうがない

という中身だったので、

参考にして改善する　ことはもちろんやって

ただ、だから他9割の人たちが　素晴らしい　と思ってくれる

アースキャンプのユニーク路線を変更するまでではない

ということなのです。

内容的にはこんな文面

ここに多くの素晴らしいというコメントが寄せられていますが、自分たちにはイマイチでした。オーナーはとてもフレンドリーで歓迎されている気にしてもらえます。ただ快適さのm面で我々には合わなかった。。。

キャンプにはシャワーがなくトイレは小さな小屋にあるボットン式便所。サウナはナイスですが、プラスチックの小屋の中に熱い空気があるというだけで、そこにはカビが生えていて清潔ではありませんでした。キャンプへの道もかなりの悪路。

このコメントの下に

アースキャンプで素晴らしい滞在をした！という絶賛コメントが6件続いているわけですが、、、、

この1件の悪評により、印象的にはどうしてもそこで書かれている清潔ではない、カビが生えたサウナ、、、という　文面内容が突出してしまうことが抗えない、、、、のです。

だからオーバーランダーさんたち、２０２２はほとんど来てなかったのか。。。

多くのオーバーランダーズさんたちからは温泉サウナ、絶景、食事と絶賛のお言葉をいただいてます

記憶と動画をたどってみて、

思い浮かぶ家族が出てきました。

そう、サウナには誰一人入らず1泊だけしていった家族。

多分上記のような印象を持ったのでサウナには入らなかったのでしょう。

うちはシャワーはサウナなので、

サウナに入らないとなるとシャワー無しという状況になってはしまいます。。。

シャワーの10倍気持ちいい当キャンプのスチーム・サウナですが、、、

2－30人に一人程度、時々サウナに入らないお客さんいらっしゃいます。。。

絶賛派！

サウナには朝、夜とワンダフル！を連発しながらせっせと入っていたギリシャ人サイクリストのカップル

うちのサウナは毎週末、お客さんたちが来る前に

スタッフにブラシと洗剤で洗わしています、かなり清潔です。

カビが生えていることは自分毎回チェックしていますが絶対にありません。

ただ噴気孔から蒸気が出る場所の壁は常に蒸気が当っているので

緑の　苔　コケ　が生えていました。

火災前のサウナ1号

壁が部分部分、苔むしているのが分かりますでしょうか？

水蒸気を排出する噴気孔の自然な姿なわけですが、これがダメな人もいるようです　というか、このタイプの方々は

多分ですが、、、たとえコケがなかったとしてもサウナを利用しなかったような、、、そんな気がするのです

今は火事でコケも燃えてしまったのでありませんが

多分この彼らが言うカビは、、この　苔　コケ　のことだと思われるのです。

苔はなかなかいい感じで増殖していたので、

自分は好きだったし、お客さんの多くからも好評だったので

取り除くことはせずに生やし放題にしていたのですが、

悪評の原因になるとは。。。。。

この経験を受けて

サウナルームの清掃をより入念に週イチ行うことを続行する他、

今は火事後の改装後まだまもなく生えてきてはいませんが、

今後出てきたら苔はもう生やさないということに。。。。

火事後、ビニールハウスの素材で屋根をふき、改装して蘇ったサウナ1号

今回のような施設内容に関わる悪評なのであれば、もちろんそうならないよう改善するわけで、、、まあしょうがないか、という気分です。

一方、これまで食事を何百回とサーブしてきた中で４回ぐらいでしょうか？

作った食事のおかずがあまり美味しくないものになってしまい、、、でも出さざるを得なかったケース。

これは自己嫌悪に陥るというか、落ち度が自分にしかないわけで精神的ダメージも大きいので

再び料理人修行開始！

定番の野菜天ぷらは、日本のレベルで言ったら家庭用レベルなんでしょうが、

これまでたくさん出してきたおかげで

失敗するということはほぼ皆無になりました。。。。

上記4回の失敗は全て　炒め物　のケース。

そのうち3件はベジタリアンの肉なし炒め物。

ということで毎日働きにくるスタッフの昼食を作って出してあげることを自分に課し、

主に炒め物を作りまくる修行をしています。

もちろんスタッフは大喜び！でもってよく働いてくれるようにもなり一石二鳥

チンジャオロース

肉野菜炒め、肉なし野菜炒め

牛肉といんげんの炒め物、いんげんだけのべジ炒め物

まずは常に材料があるこの５品を鉄人レベルに到達するまで

作りまくるのです。

悪評やら炎上やら、失敗やら

そういうことは誰にでも、何の仕事をしていてもあるもんです。

ダメだなーと落ち込んでダウンになるのではなく、

腕を上げるチャンスじゃないか！！と見て

再度挑戦しまくり、、、、実際にそれが腕を上げるのです！

思考の切り替えを以前より比較的早く行えるようになったのは

火事という惨事から得た気づきであるような気がしています。

そう、何度でも言いましょう、

ピンチはチャンス！