オーバー・ランダー ~旅に生きる人たち~

 

新年あけましておめでとうございます。

今年はアース・キャンプがいよいよ起き上がる年になりそうです。

引き続きよろしくお見守りください。













そう、収穫されて業者のトラックを待つジャガイモたちのようなもの!

それにしても、年明けから早々、、、

日本、コロナが大変なことに、、、ニュースがなんだかコロナだらけ。。。

ケニアは、逆に減少傾向にあり少しづつ規制が緩和されてきていますが、

油断大敵ですかね。。。お互いに気をつけていきましょう。


銀行員とツアー会社を経営するケニア人カップル

自分身長170cmですが、こう見るとこちらでは女性サイズですね。。。





さあ、年は明けて、ケニアの山奥の温泉サウナ付きキャンプ場。

年末はケニア在住の白人さんやら2世のアラブ、インド系の人たち、そしてケニア人家族で賑わいましたが、彼等は皆さん年明けからオフィスに戻らないといけない人たちなので、

銀行員の旦那さんは「ストレス発散だ!」とかで滞在中ずっと飲みっぱなし。。。でした。   お疲れさん


海外からの観光客がまだ戻ってきていない中、

再び静かになるのかな・・・?と思いきや、 もちろん 忙しい!というレベルではないものの、近くの町ギルギルに住むローカルのケニア人たちがサウナに入りにきたり、少しづつ復活してきている オーバー・ランダー さんたちのイギリス人カップルがいらしたり、それなりに、いつも人が居る感じになってきました。

ありがたいです、本当に心から感謝です。










食事に力を入れてきた効果が出ているような気がするので、今年はさらに料理に力を入れていこうと思ってます。




アボカド、揚げ玉、パセリ、レモン醤油















茹でた白トウモロコシ、三杯酢、トマト、パセリ






Overland オーバー・ランドという言葉は「大陸を横切る」という意味ですが、Overlander オーバー・ランダーとは

自転車やバイク、自動車を使って、大陸を横切るような長距離旅行をする人たちを言います。もともとはイギリス人で広大な植民地を車で調査したりする旅行する人たちのことを指す意味でも使われていた言葉とも聞きます。

イギリス製の永久ベストセラー的オフロード車 Land Rover はご存知でしょうか。
最近はトヨタのランドクルーザなんかがライバルで不動の地を築き上げつつありますが、、、もともとこの分野の老舗はイギリス車。

              




Land Rover って言葉。 
実は  

Land e R over  とレターを動かしてみるとわかるのですが、

はい、Over Lander から来ているらしいです。。。初めて知りました。







昨今のアウトドア、キャンプブームと車愛好が相乗して多くの方々に愛される、オーバーランドスタイルで自然を楽しむホリデーに行くという楽しみ方は世界中で静かなブームを巻き起こしているとか。

町に暮らす人々で、年に数回キャンプに行く程度だけど、車をRV仕様にして屋根の上にテントが張れるシステムを持ってるという方々は日本でも多くなってきているようですし、ケニアでももちろん。


国連に勤めるナイロビ在住ドイツ人夫妻のこの車も上にテントをつけられるもの。
でも今回はコテージがいい感じだったのでテント組み立てるのも面倒だし、、、とコテージにご宿泊






ケニア生まれのインド系2世のカップルは農薬やら薬を背負って散布する高圧スプレーをシャワー替わりに利用していました。なるほどこれは便利そう、2世でもさすがアジア人的発想だな、、、なんて思いました







ナイロビで暮らす白人さん(多くが国連関係)や2世のインド人、アラブ人でRV仕様の車でここに来る人多し。

見ているだけで大陸横断Overland旅の楽しさが伝わってきませんか?

彼らは冷蔵庫完備、時折ブレンダーを料理で使用する際には高い電圧をかける為に車のエンジンをかけるという裏技を使ってました。さすが西洋人あっぱれ。

それにしても、ここにいらっしゃる オーバーランダーさんたち、

ー スタイルありすぎ
ー 心底楽しそう
ー 皆それぞれ独特で面白い
ー 変わり者のオイラでも感覚が近い、会話が弾む
ー 温泉スチームサウナを大絶賛してくれる

ので、いつも楽しみにしているのです。

もとはと言えば、
まだキャンプがオープン前3か月という時に 日本からマツダの軽自動車バンを運転して、ここケニアの山奥までいらした


 

が始まりです。

彼等がオーバーランダーさんたちの多くが利用する情報アプリ     (世界中の旅行者情報、特に車で旅する人向け情報が満載されている凄いサイト、ドイツ人制作)
にアース・キャンプを紹介してくれ、その情報を見てこられています。それから何組のオーバーランダーさんたちがいらっしゃましたかね。。。20組?

自分もいつかやりたいなー と思う中、日本の皆さんにももっと、こういう旅をしながら生きるような彼等オーバーランダーさんたちのような方々が出てきてもいいんじゃないかな。。。なんて思うのです。

ヨシさんはあの老舗アウトドア雑誌 Be -PAL
「軽キャンパーでアフリカを旅する」という旅行記を寄稿されていて、アース・キャンプの記事も堂々と紹介くださり、涙がちょちょぎれました。。。

https://www.bepal.net/trip/overseas/84154




写真中央の先の方に見えるのがキャンプの建物



バックパッカーと呼ばれる、オーバーランダーとはまた別種の、しかし海外長旅という意味では同じ海外長期旅行者たちが居て、こちらは日本人も西洋勢と同じぐらい多くいらっしゃるようですから、、、これからは日本人のオーバーランダーさんたちが増えるのでは??なんて思う今日この頃。

アフリカはケニアのここ山奥の温泉宿までいらっしゃるオーバーランダーさんたちは、見たところ、皆さんかなりの強者



皆さん既に1年以上、そうやって旅をされており、先日のイギリス組はもう3年になる、、、らしいし、ヨシさんたちなんて10年? 世界で車で旅されていましたし。。。

これからも当キャンプにいらっしゃるオーバーランダーさんたちのことを、時々書こうと思います。人生を、今をエンジョイする という点でも、彼等から学ぶことが沢山あるような気がしてならないのです。

今年から風の時代に移行されると聞きます。
風と聞くと、ここのキャンプに風のように現れ通り過ぎていった楽しそうな旅をする人々オーバーランダーズが思い浮かぶのです。




これからも、ちょくちょく彼等をリポートしていきます。

サウナ上がりのビールを一杯やりながらの会話がまた面白いので、次回はそういう部分にも焦点をあててご紹介しましょうか。

決まったトピックを様々なオーバーランダーさんたちと話しあい、その模様を動画に撮るとかアイディアつきません。。

日本人の皆さん、どうです?

オーバーランダーになって、日本からここケニアの山奥アースキャンプまで
1年ぐらいかけて、来てみませんか? 

コロナ後の新しい世界旅のトレンド?? になるかもです。

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