ジャンボ!
前回は訪問してくれた世界1周中の日本人女性のことや、
その間に勃発した地域住民との水のトラブルのこと、
などを書いていたら終わってしまい、、、、
まだまだ全然紹介できていない宿の進捗状況。
今回はまず、ここの目玉となる
天然100%のスチーム・サウナからご紹介することにしましょう!
温泉好きの自分は、ここケニアでも多くの場所で温泉が出ていることを知り、
今ではこんなことをしているわけですが、
最近は長引くケニア政府の営業許可認可で予算が圧迫されて、
ここに来てやっと許可が降りそうな段階にて、未だ多くの建物が未完成なのに、
お金が使えない、、、、というジレンマに悩まされながらも、
このケニアの天国のような気候の中、
温泉とほぼ同じ効果を感じる近い噴気孔による天然スチームサウナの入浴体験と
入浴後のここのラウンジからの壮大な眺めは
やっぱり最高だった
という事実を訪問者が訪れて体験されて嬉しいコメントをいただく度に
今更ながら噛みしめています。。。。
これは世に出したい。。。。
営業許可を取得するプロセスが遅々としてここまで時間がかかってしまいましたが、
外国人が所有することは簡単ではないここの土地の所有権を2年粘って無事取得、
そして来週にはその次のプロセスだった
もともと農業用地だったここの土地を商業用地に変更、
という大きなプロセスも終わり、あとは実際の営業許可だけになったので
今月、おそくとも来月には営業許可が降りる見込みになってきました!
本来であれば、この時期に今まで一緒に働いてきた村の住民チームによる
ワーカーたちの数を倍ぐらいにしてラストスパートをかける時期なのですが、、、、
それも出来ず、今までの8人体制のまま続けていますが、悩ましいです。。。
少し愚痴っぽいトーンになってきてしまったので、
どよーんとした空気は取っ払って、サウナ見ていきましょう!
再び土地の地図を参照して、紫色の2つの点が既に噴気孔の上に建てた2つのサウナとなります。
そしてその上に3つピンクの印がありますが、そちらがまだ手付かずの噴気孔です。
全部で5つの噴気孔がある土地。なかなかない土地です。
その紫色の2つの印のうち、
第一号のサウナの入り口です。
草が激しく生えてきていて見えにくいですが、、、
全体の建物はこういう感じです。
朝、寒い時は、サウナ室の天井窓から蒸気がもくもくと上がります。
普段は最初の写真のように、
天井窓とドアを開けて蒸気がこもらないようにしていますが、
入る際には数時間前からこれらを締め切って蒸気が部屋に充満するようにします。
そうすると100%に近い蒸気のスチームルームになるのですが、
写真、カメラのレンズがすぐ曇ってしまい、撮れません。。。。
これは夜、入った後の写真。
温度40-43度、湿度95-100%
とにかく気持ちいいです!
サウナルームには水を被るためにバケツ2つ分ぐらいの雨水を用意して、石鹸、髭剃りなんかも持って入ります。
石が積んである噴気孔の前に座り、より熱さを感じるために、噴気孔の穴と一緒にビニールを被るようにします。
10分もすると、汗が噴き出してきて、噴気孔の蒸気も加わって体がびしょびしょになってきます。
ここで冷水をパシャ―とかぶり、石鹸で体を洗います。
ルンルンルン♪と鼻歌が出てくるのも、このあたり、、、、
体を洗ってまた冷水を浴びたら、
再びビニールを被って体を温めます。
これを3回ぐらい繰り返せば、もう体が芯から熱くなり、、、終了です。
われわれ日本人はサウナが身近にある環境にいるので、
こういった一連の作業も慣れたものですが、
ケニア人の方々はほぼ皆が初サウナ体験なので、
こういう作業を詳しく説明します。
何と言っても、彼等の生まれて初めてのサウナ上りの
清々しい表情を見ているだけでも、
いいことをしている感が募り、嬉しくなってきます。
そして、第2号のサウナがこちら!
更衣室となる部屋をこれから隣に作りますが、
こちらの方が噴気孔の熱さは1号より熱いです、約45度。
屋根も壁も透明のトタンにしたので、昼間太陽が強く照り付ける時間は
50度に達します。
自分はこれからのここの工事をどうしていくか見極めるためにも
最近のサウナは専らこちらを利用、最高です。
噴気孔の穴を掘るという、これまた大変な作業が終わり、
建物を付ける前は、こんな様相でした。
ということで、火山性噴気孔を利用した天然100%のスチームサウナ施設を
今回は紹介させていただきました。
土地の上段の建物紹介の際に、まだ手をつけていない噴気孔と、一つはもしかして
世界初? になるかもしれない(と勝手に自分が思っているだけかもしれない、、、、)
プランも紹介させていただきます!
パソコンのバッテリー状況、完全ではないものの、一つの解決策が出来たので、
ちょくちょく更新していけそうです!
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