ジャンボ !
久々の休日がやってきました。
休日になるとキャンプ周りのこんな絶景を見ながら毎日のように犬たちと歩けるのが嬉しい
思えば弟がやってきたおよそ1か月前の少し前からほぼ休みなし。
これは新記録かもしれませんね。
その前の記録は2年ほど前になりますか。。。。
年末から新年にかけて3週間ほど休みなく人が入り続け、
睡眠不足と過労がたたった山奥二ストは目出度く盲腸に。。。。
その節はご心配をおかけしました、、、
手術して切りたがるケニア病院側をなんとかなだめ、抗生薬で散らす処置だけで
許してもらった自分。
病院の看護婦さんやお医者さんがたには
お前はまた絶対に戻ってくるだろう、、、ふふふ 4か月以内にな ふふふ
などと言われながらも、
山に戻ってからは必死になって毎日の運動と食事療法を実施
運動しないとケニアで盲腸切られて失敗されて死ぬぞ
と自分に言い聞かせながら。。。
特に効いたと思われるのが2-3日おきに実施した
でもって、2年もちこたえました!
感覚的にも、もう大丈夫なような気がします。
どうも忙しくなると運動部分が以前ほどできなくなったりもしてますが、、、
パワーウオーキングと道路工事、そしてマラソンコース作りのための計測ウオーク
と時間がある時は外で運動+野良仕事。
健康ウンヌンもありますが、何よりも、
ここ赤道付近2,400メートルの高地という環境が
運動するのに気持ち良すぎる ということと
(汗がなぜか心地いい)
犬と一緒にハイキングし、
散歩中ニワトリとヤギを何度か噛み殺し、
問題のアキラ君
高い(ヤギ1頭6,000円程度)散歩になるので、、、
最近彼等と歩くのはヤギが放されていない時間帯の
早朝か夜に制限している
キャンプに帰って温泉サウナでゆっくり再び汗をかき
というのがまたさらに最高すぎるので、、、
まあ運動しなきゃー。。。と努力せんとも
ここでは自然と続くのです、感謝!
はい、そんな天空の竜宮城のようなここですが、
まあいいことばかりではありません、、、アフリカですから。
ここに来てケニアは 絶頂 酷暑期
雑草を取り除くために畑を燃やす他、
一部の村人は山の草を刈って売るため、
新芽が出やすいよう山も燃やします、
もちろん違法ですが取り締まるすべなし
そして時々火は住居エリアまで広がってくる。。。
弟が来た週、1月最後の週に降った雨を最後に
今日まで全く雨が降っておらず、
すべてのものがからっからに乾いており、
ちょっとした火が 村を燃やすような火事に発展する非常に乾燥した状態。
そう、ここで火事があったのも3年前のこの時期でした。
ってな思い出にふけっている場合じゃあありません
ピリピリ ピリー (携帯の着信音)
「 ファイヤーだ!! お前の敷地のすぐ下 」
近所のチェゲ氏から通報あり。
走ってキャンプの丘に登ると、キャンプから200メートルほどの
大きなブルーガムの木があるあたりから2つ火が出ています。
既にチェゲ氏はそこに居て他の近所の村人と共に
葉がついた木の枝で バサッ バサッと地面にうちわを叩きつけるような感じで
火を消していきます。
ここに来て、
こういうやり方で ブッシュファイヤー(野火)を消すのか。。。
と感心したものです。
火が大きくなりすぎていたり、
火がこちらに燃え移ってしまうとどうしようもありませんが、、、、
何も燃えるものがない道路を境に、そこに枝葉スティックを持って
火が道路際まで来たら
バサッ バサッ バサッ バサッ
と消し止め、境界線を守るという方法。
ここらあたりはほとんど木はなく、ほぼ草原ですから
燃えていく火もそれなりに低い高さですが、
時折、木々や背丈ほどの藪に燃え移ると バチバチという音と共に
火のてがあがり、ゴーオ という炎が大きくなった音が響いてきます。
火が大きくなると、村人の女性たちが 危ないよ という合図なのでしょう、
ウワー ウワー と声をあげます。
こんなボヤ騒ぎがここ2週間で、3度ほどありました。
1度目は、キャンプのすぐ裏、雑木林の一部から始まった模様。
夜9時近くという時間帯や、よくある自分の畑を焼いていたら火が大きくなった
というのとは違う、、、 放火?
とてもあり得ることなので、、、、村の長、チーフと警察に報告。
近所のチェゲ氏は 報告しても何も意味もないから
とは言うが。。。
2度目は近所の村人が畑を燃やしていて、火が大きくなりすぎ
一時コントロール不能になったもの。
畑を燃やすという行為、農民である彼等にとってトラクターなどで耕さない限り
くわで畑を覆う雑草を取り除くのは大変な作業
だが、耕す前に雑草は取り除かないといけない。。。。
で、手っ取り早いのが燃やすことなのです。
そして3度目は、村にここ数年キャンプを張り
牛約100頭程度とヤギ、羊200頭程度と暮らしていたマサイ族の一族の仕業。
10名程度が家畜と共に居たのですが、
遊牧民の彼等はもちろんその土地を所有しているわけではなく、
それが理由で追い出された というわけ、現代化していくケニアで
自由に遊牧するスタイルが難しくなってきている とどこかで読んだが
まさにそれ。
そして追い出される腹いせに、草原に火を放ち
家畜の群れと共に去っていったというわけ。。。。
放火と思われる最初の現場、畑ではない
久々の休日というわけで 暑い ということもあり
疲れが睡魔という形で出て爆睡
・・・・・zzzz
しかし、、昼寝途中にまたもや 火事! の電話で起こされるのです。。。
外に出ると 焦げ臭い匂いが それも近いぞ!! と
3年前に住居全焼の経験を持つ自分は ダッシュ で見晴らしの良い丘に登ろうと
したのですが、その途中、膝をひねったようで、、、
生まれて初めて 膝捻挫 的な感じとなり、、、びっこ足をひきずりながら
山火事で悲劇のヒロインに再びなる寸前村人に助けられた山奥二スト
火事で煙い外をうろうろ おお火事は大丈夫か とびっこで歩く自分は、、、
滑稽というか、、、悲劇のヒロインだぞこれは。。。 (笑
うーむ なかなか情けないが、、、まあ良い
火事は逃れたのだしかし、、
せっかくの久々の休日だった
というのに、、、
おちおち
昼寝もしてられない。。。。
3月に入りましたが、
さあ、、念願の雨は何時?
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