「無謀な野心」と「限度の自覚」



ジャンボ !


パソコン直りました!






ここエブル村は、間違いなく虹がよく出る場所


モニターを交換して6500シル(=アバウト円)  もうちょっと安く修理ができて、ケニアではこんなに安くパソコンの修理が出来ます!と記事にしたかった自分としては少々残念ぶつぶつぶつ・・・。ケニアの感覚ではちょっと高い買い物になってしまいました。。。教訓としてこれからはこの新しい(、、、って全然新しく・・)パソコンは村の自宅だけにして持ち歩かないことにします!



前回と前々回と徒然風に書いてみましたが、久々にたくさんの訪問があって嬉しくなりました 🎵やっぱりブログというものは、自分が書く文章を通じて読者のみなさんとの一体感のようなものが時々出来あがる感じがいいですよね~  

ありがとうございます!お蔭さまで       ノッてきました!






思うのですが、こういう自分がアホになるような、

何だかわけわからないが、、、 とってもポジティブなノリって

大切ですよね~       

根拠のない自信のような、そういうもの。
自分がここでやろうとしている、宿業という商売。そういったエネルギーが全てのような気もします。

そんなことを書いているということで、
今回は文章を一つ引用しようと思います。

東京は杉並区高円寺近辺に暮らしながら、当時よく言われた中央線文化を満喫。古本屋と中古レコード屋、喫茶店を回りながら風呂なしアパートに暮らし、銭湯に通い食えないライター業をアルバイトで賄いながら続けてきた萩原魚雷さんという作家の方のブログ文章から。文章自体は中村光夫という昭和初期の作家の文章であり、彼は古本を収集してこういう作家の文章を読んで紹介しているわけですが、古本の世界に魅せられます。

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文壇高円寺  萩原魚雷


https://gyorai.blogspot.com/2010/07/


「限度の自覚 その三」


なぜ「無謀な野心」を持つのか。錯覚か。勘違いか。「無謀な野心」は自分の伸びしろを信じる気持もふくまれている。今はうまくできないかもしれないけど、きっとできるようになるという根拠のない確信……そういう確信はすごく大事だ。でも大人になるにつれ、そういう確信をもちにくくなる。


 たとえば、店をはじめる。何年も修業し、十分貯金をして、万全な状態でスタートを切れるにこしたことはない。自分が好きな店、あるいは好きな店主はそうした計画性があまりない人のほうが多い。 見切り発車。いきなりピンチの連続。その結果、修羅場をくぐり、しなくてもいい苦労をいっぱいして、あっという間にいろいろなことを学ぶ。

 もちろん、まったく泳げない人がいきなりドーバー海峡を横断しようとすればまわりは止めるとおもう。今の自分がどのくらい泳げるのか。もっと泳げるようになるためには何が足りないか。溺れないためにはどうすればいいか。そうした試行錯誤をしているうちに「限度の自覚」につきあたる。あるとき自分は速く泳げないことに気づく。それで自分の好きなところを自分の好きなように泳げばいいんだと開き直る。
「無謀な野心」と「覚悟の自覚」の調和点というのは、そういう状態なのかもしれない。

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ケニアの山奥で温泉掘って宿を建てる。



ぱっと聞いた感じでは、いや、3年前に日本でいろいろな方々にお話ししていた時点では、皆さまの頭の中では、このアイディアは、無謀な野心??的要素がそれなりの大きな部分を占めていたことでしょう。

でも実は自分の中では 今よりも当時の方が無謀な野心度は低かった ような気もします。。。。あくまで限度を自覚していた上での決心だったと。。。






ケニア、東アフリカにもう10年以上住んでいますから、、、ある程度の覚悟はしていたのですが、実際に手をつけてみると、やはりアフリカは甘くなかった。。。。 現実のあれこれから、、、

も、、、もしかして、無謀だった???

そう、思うことが何度もありました。
というか、今も時々ニョキッっと顔を出す、この考えとほぼ毎日戦ってます!!!



でも、上の文章にも書かれている通り、おかげ様でいろいろピンチを経験してきたおかげで、あっという間にいろいろ学んで強くなりました。






そして、今自分の状況的には

1.土地取得、営業許可 等 ライセンスは全て取れた。

  あとは開けるだけ

2.資金が底をつきそうではあるが、ぎりぎり最低ラインで宿泊施設とサウナ、スパ、

  そして食事がとれる山の中の施設という商売でオープンできそう。

というところまで来ているので、


自分の頭はもう次の、

開けてからどう集客して収益あげていくか

にフォーカスされつつあります。





そして以前からそう考えていたものの、オープン近くなり、これからの生き残りをかけて、この山の中の場所で宿とサウナで商売していくには

美味しい食事と飲み物
が、かなり大きな要になることを再認識。

それも山の中で採れる新鮮な野菜や果物が鍵。そんなことが頭に矢次に浮かびます。



今日のような休みの日はリサーチです。
ピザ、タコス、サンドイッチ、中華で、ここエブル山で採れる食材を使って、いくつかほっぺた落ちるメニューを作り上げる必要性に迫られ、毎食、トライアル&エラー。



タコスと中華ではようやく3メニュー、ほっぺた落ちまっせレベルに到達。

あっという間にではありませんが、必要に迫られてではありますが、、、、楽しく学んでいます! インターネットさまさま!

7月も中旬になってきてしまいましたが、これよりキッチンを建設。薪のかまども下の写真の通常のものにオーブンつきの構造のものを加えて作ります。



そう、一時は無謀な野心に見えた、アフリカの山の中に土地購入して温泉掘って宿を建てるという、、、人によっては夢だけにしか見えなかったアイディアが現実になるのです! 

 GO! GO!

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