搾りたての牛乳は沸騰させる必要がある

ジャンボ！

標題について。。。

みなさんご存じでした ?

アフリカの山奥に温泉の出る土地を見つけ、

宿を建てるために暮らし始めて早2年。

山に自生する野生のアロエ







ワーカーたちにお願いして、

朝近所の牛農家さんから、

搾りたての新鮮な牛乳を届けてもらっています。

農家さんから直接なので値段もスーパーなんかで売られているパックものよりも２割ぐらい安いでしょうか。

搾りたてで自然そのもの、新鮮なものなので、防腐剤的なものがわんさか入ったパックのミルクよりも断然美味しいです！！

猫たちもこの牛乳があると大喜び。

犬も猫もリラックスしているとよくこの「伸び」のポーズをします。

この犬の場合の伸びは、
「お腹がすきました、ごはんを食べさせてください」という意味であることも多いです。






自分は子供の頃から冷たい牛乳を飲むと下痢するタイプ

だったので、上の写真のように

グラスに冷たいのを注いで、、、ゴクゴク一気飲み。

ということはせず、

暖かい飲み物、紅茶、コーヒーそして時々ミルクだけのシナモンミルクティーを作る程度。

なので、使用量はかなり少な目ですが時々買ってます。

日本のビール瓶中瓶程度に満タンで入って40円ほど。。。。


産地直送搾りたてのミルクはここでの特産品の一つになりましょうか。

ご近所さんはほぼ全員牛農家という環境なので、

買おうと思ったら毎朝でも搾りたてのをいただけます。




しかし、自分一人用ですし、

それも上に書いたようにコーヒーや紅茶に最後ちょこっと入れるだけなので、

このような長期保存が可能なパックの牛乳だったら、

開封後でも常温で3日はもつので価格的には、やはりこちらの方が経済的になるのでしょうか。。。。取扱いが簡単で手間がかからない、とも言えます。

この500㎎、Long Life Milkはナイロビのスーパーで42－7シル（アバウトですが　＝円）なので自分が一人で村でコーヒー、紅茶に入れるのに使うには、これが最も経済的。ミルクを加工してパックして売り出す技術も熟練している感のあるケニア、味もいいです。


LONG LIFEと言われる日本ではあまり目にしない長期保存牛乳、村で冷蔵庫がない状態では重宝します。

開けてからも常温で4日は大丈夫！
いったい、、、どれだけ保存料が入ってるのか、、、？

味がいい、ナチュラルである、そして近所の人たちの収入になる、という理由から、時々ワーカーにビール中瓶程度のサイズのミルクをもってきてもらうようになってから、半年？1年？

今週は、かなり珍しいことに、、、
体調が思わしくありませんでした。（普段は365日絶好調）

疲労感と強い眠気。。。（夜、キッチリ寝ているしのですが）

そして時々頭痛。。。

午後、仕事が終わる4時ぐらいには、すでにもう立っていられない、、、、
ぐらいの眠気と倦怠感。。。。。

まだ外が明るくなる前の5時、６時に何度か就寝。

ちょうど雨季が始まり、気温も下がり寒くなってきたことから、村人も調子をもっともよく崩すこの時期。

季節の変わり目。

そういうことなんでしょうか？　自分に聞いてみます。

どこかしっくりきません。

この眠さは尋常ではない感じがするのです。

あと、あと、前から少し気にしていた、、、、、、

も、も、もしかして、

自分もう歳だから、、、、？？

という疑惑？？？

これも、当てはまるようではいて、完全にはしっくりきません。

いやはや、それにしても眠すぎます。


傾向として、

大きく雨が降り出す寸前は必ず激しい睡魔に襲われる、というもの。

「雨が降ると眠くならない？？」

と聞いても皆、怪訝そうな表情で首を横に振るだけ。

眠さを目いっぱい我慢しながらサミュエル君やグレースが作業をする場所へ。

体調が悪いと話して、皆に聞いてみます。








その時、サミュエル君が話した、これ。

「僕のワイフは昨年ブルセラ症になって大変だったんだ。」

医者に

「牛から直接のミルクは何度も何度も沸騰させないと、2度、3度と。」

ん？

何と！！


ふと、重大なことに気が付いたのです。

「俺、グレースに時々もってきてもらってるフレッシュなミルク、いつもそのまま熱いコーヒーや紅茶に少しだけ入れるけど、沸騰させることなくそのまま使ってる。。。。

沸騰は1日で消費できなくて、悪くさせないよう残りを次の日まで持ち越すときだけだった。。。。」



このコメントを聞いて、

「そ、それは、、、、、、」

サミュエル君。グレースは目が点になっていました。












分かった！！！

数日前から調子が悪かったのは、発症したか？

抗生物質を飲みだして4日、だいぶんよくなってきました。

幸い、そこまでひどくないので工事は影響なく進めています。