オープンまで、どうもっていくか


ジャンボ!

今回は前々回の記事でお話ししたように、

工事の進捗状況を中心にお話しします。


まずはこの土地2.5エーカー(約3,000坪)の地図を見てください。



ケニアの感覚でロッジの敷地と言えば少し手狭に感じるぐらいですが、

日本の感覚では、自分が卒業した都内の中学校の敷地4校分ぐらいの大きさがあり、


デカいです。








御覧のように土地の下部分、

先っちょが瓶の口のように出ています。




上の地図をちょうど逆さにした形で見た土地の入り口付近
目の前の建物が地図で緑の星印で示した居住中の建物

その一番下が、道路(といっても未舗装)に面しているので、

入り口、門としています。








敷地の中から見た門と
警備員小屋













その横が警備員小屋として最初の頃に建てた建物。











上の地図を作っていて気が付いたのですが、建物も5棟と物置2棟と7棟を建てており、けっこう作っているものです。

ここは入り口なので、警備員小屋とし、オープンしてからは泊まりこみで働いてもらうスタッフ用。

ちなみにオープンしてからのスタッフは基本的に現在工事で働いてもらっている村人8名を優先して使うので彼等は泊まりこみといっても家が近くにあることから宿直の夜だけ泊まるようになるでしょう。






入り口から入ってきて、すぐに自分が居住中の建物と第一号のサウナがあります。



日本の国旗はただ何となくある日下げてみました。。。。
こうしてみると、ケニアの山奥が日本の祝日のように見えるから不思議です。



サウナは2つ完成。地図の上に紫色の点で示した土地の下段部分にあります。

土地には噴気孔が5つ確認できており、土地の上段部分にある発掘中の噴気孔はピンクの点で地図に示しています。

第一号のサウナは全て完成。最高のサウナ上がり感を味わえます。そしてここを使用した皆が言うことが、サウナあがりのここの気候が最高!ということ。自分、もう100回以上入っているからか、最初の感動が失せてきています。。。






















第2号は更衣室だけ作れば完成。どのように完成させるか使用することで見えてくる部分が大きいので最近自分は専らこちらに入っていますが、2号の噴気孔の方が1号より熱いです。

そしてこのように透明トタンをサウナの壁とすることで日中は赤道直下の太陽光線の熱も加わり、高熱になるのです!

温度計と湿度計はいつもサウナの蒸気でカメラのレンズが曇ってしまい、写せないのですが、約45度で湿度はかぎりなく100%に近い99%です。


















当初はある程度ふつうのロッジ的な宿泊施設というイメージで全てのコテージにもそれぞれソーラー電気で温めるインスタントシャワーをつけて、と考えていましたが、資金的に余裕がなくなってきた、ということと、
よく考えてみれば、ここに来て、この噴気孔サウナを使用しないというのは、焼肉屋に行って肉を食べないようなもののような気がしてきて、またシャワーがあると、それで済ませてしまう人たちも多く出てくるような気もするので、宿のオープン当初のポリシーとして

あなたのシャワーは噴気孔サウナです

という文言を掲げ、

ゲストにはシャワーに入る代わりに、サウナに入ってもらうという形式にすることにしました。

もちろん資金的に余裕が出来た時点で、これまた太陽熱を利用した温水シャワーですが、いくつかは付けるようとは思っています。

水が貴重なこの場所ではシャワーや風呂で使う水の量は工夫しないとゲストが多くなると対応できなくなる、、、という背景もあるのです。




このぐらいで、次回に続けましょう。

このシリーズ、途中他のトピック記事も入れたりしますが、

4-5回続けて、ここでの進捗全てをお見せする予定です!

お楽しみに!















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