オープンまで、どうもっていくか 3


ジャンボ!

先週のことですが、またまたビジターさんがいらっしゃいました!
世界一周中の日本人女性お二人。

サウナも満喫してくださり、こちらも嬉しい限り!
テレビを見た方は思い出すでしょうか、、、あの、被るビニールも使ってくださいましたよ!
実はお二人とも日本ではサウナは苦手なタイプだったらしいのですが、
ここのサウナは低温(約42度)ということと、 

やはり、自然のものだからでしょうか?





気持ちいいです」とのお言葉いただきました!

さすが世界1周されているだけあって、ケニアには数日前に初めてタンザニアから入られたばかりだというのに、、、
ナイロビで訪問先からバスとタクシーでいらして、山の中のこの場所に到着されたのは夜8時。
翌日はここより直行でナイロビの空港→エチオピアへと発たれていかれました。
駆け足のケニア滞在にも関わらず、ご訪問ありがとうございました!




ここのところ、

ビジターもちょくちょくいらっしゃるようになり、

ワーカーたちも、

「They are starting to come 旅行者が来出しましたね!  」



と嬉しそう。















そんな中、村人とのトラブル発生。

ビジターのお二人を案内していたら、数名の村人がフェンス越しに掘削作業をしているのを目にします。

??




この場所は2年前、湖からくみ上げた地熱発電所が冷却水として使用している水を自分
の工事に利用することと、このあたりにこの水をひくことが経済的に出来ていなかった地域住民が利用できるようにと全て宿の工事費用でつけています。

地域住民は水道のパイプを埋設する溝堀を手伝ってくれました。
よって今でも定期的に近隣に住む住民対象に水を提供しているパイプの場所です。

酷暑期が終わり大雨季が来るという今は、
1年の中で人々が最も水が必要になる時期でしょうか。


当方がお金を出して引いたパイプですが、どうやら自分達専用の分が欲しいようで、分岐点をつけて新しく専用の水道を作ろうということで合意したとか。。。。

そして既存するパイプの持ち主である当方には一切連絡なし!ダメです!




技術的な観点からもこのパイプに2倍の量の水が流れるようになれば、
今でも頻繁に壊れているパイプが完全に壊れてしまいます!

そしてそれを直す資金を今自分は出せませんし、
村の人たちも実際にそれが起こったら対応できないでしょう。。。。

なので、ダメなのです。

というか、このパイプ、水タンクは当方がお金を出して買ったもの。


それを勝手に当方に断りもなしって、、、、、、


こういう部分は典型的なアフリカ、、、、ケニア人です。

ここの水を必要としている村人でもある棟梁のサミュエル君に厳しく問いただし、
村のチーフ(村長さん的な役割を果たす)にも話して止めてもらいました。

いやはや何とも。。。

そして、彼等はここまで雨が自分達の生活に影響を及ぼすというのに天気予報というものを見れておらず、これを書いている今日から大雨季が始まる予報があるということを全く知らず、、、

のままでは家畜が死んでしまう、、、、、

と緊急で起こした行動のようでした。





そして雨が始まるという予報の今日。
予報通り降り始めています!
降り方からしても、雨季の始まりを示唆する雰囲気。

こちらではまだ雨が来ていない時分、前の丘に雨のカーテンが現れ、数キロ先で強く降っているのが見えたのですが、乾燥した砂地に強い雨が降ったからか、砂嵐のごとく砂埃が地上から大規模に舞い上がっていました。

生まれて初めて見る幻想的な光景。




























ということで、いろいろありますが、、、、しぶとく続けていきます。

村の人たち、傍若無人なイメージですが、それぐらい過酷なのです今の水の状況は。。。
そしてアフリカ人のいいところは、こういうことで多少のいざこざがあっても、少し経てばきれいさっぱり忘れているということ。

きれいさっぱり忘れて、また同じことをやりだすことも少なくないのですが、、、、


いいではないですか、その時はまた大声でダメと言えば。

疲れるといえば疲れますが、、、、

最近は自分も慣れてきたのか、いや、、、もしかして、これこそ本当の理解?
なのでしょうか?あまり嫌じゃなくなってきましたし、苦にも感じません。

しょうがねえなあ というのがぴったり来る言葉でしょう。。。



























工事の進捗には今回あまり触れられませんでしたが、
標題を替えながらも、引き続きここの宿の進捗引き続きお伝えしていきますね!

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