ジャンボ !
東アフリカでは通常1月あたりが大乾季で最も暑く、
大乾季を終えて3,4月ぐらいから大雨季に入るというのが通常の気候。
いつもは3月末ぐらいからポツポツと降り始めるのが
今年は3月中に雨季が始まる気配なし。
4月に入り
やっと雨が降り出したと思ったら、
2週間もしたら今度は
降りすぎで大雨洪水状態。。。。
で、あれよこれよという間に大災害レベルに。。。。
https://www.cnn.co.jp/world/35218526.html
ナイロビ、マザレ・スラムの一角
川になっている部分はもともと川だったわけではなく、家が建っていたものの
鉄砲水で家が全て流され、川が出現という悪夢
ナイロビの町は、いや、東アフリカの町全体で言えることかもしれませんが、
どこも 排水がとっても乏しい。。。
大雨が降るとすぐに水浸しになる駐車場や道路。
あまり排水の計画なく建てられたと思われる施設の多いこと。
まあ、アフリカですから、雨季はあっても基本乾燥しているもの。
水浸しになっても、少しの間だけ。
数日すれば どんな水も引く というのが、ここアフリカ。
だから大きな問題にはならないのです。
ナイロビ、同じくマザレ・スラム付近の川。
家やら家具やらが流されてきている
しかし、
今回の大雨は町の排水ウンヌンを超えたもの
低地はどんどん水びたしになっていく
この雨はいつもと違う、、、ぜんぜん止まらない。。。。
ダムは決壊し、あらゆる川が氾濫、主要道路の一部が浸水により交通遮断。。。。
死者は200名以上になり、’大災害。
で、政府の助けが何もない! と
ケニア国民の皆さん、かなりムッとしています。。。。
テレビで、スラムに出来た濁流から人々が救助される様子や
ダム崩壊の際の救助の様子がテレビで放映されますが、
活躍しているのはいつも民間人と赤十字などのNGOの所員のみ、一つとして政府系の兵隊さんやら警察やらが現場で動いている動画がない、ケ、ケニア政府。。。
ところで、
このケニアの洪水はどうやら最近顕著に世界規模で起きている、
クレイジーな異常気象 の一部である模様。
ケニアの洪水が始まる直前に、アラブ首長国のドバイやサウジアラビアといった砂漠で普段は雨も降らないような場所で洪水があり、不思議に思っていましたが、、、、
異常な大雨は、ケニアだけではなく、
地球の反対側のブラジルや、中国、アメリカでも。
で、
アジアではまだ 春だというのに、40度超えの高温
地球温暖化に影響を受けた災害が実際に今年のエルニーニョ現象と共に起きだしている。。。。
と科学者が警報を鳴らしています。
日本も今年の夏は今までにない暑さが予想されているとかで、、、、
聞くだけでぞっとしますが、どうぞお気を付けを。
さて、
山奥の温泉宿的キャンプ場では
大雨は降りましたが、
山の中腹にありますし、洪水等の被害ほぼありません。
ただ、公道(といっても未舗装路)から宿までのアクセス道がぬかるんでおり、
雨が降っていない時であれば滑ることなく走れますが、
もともと水気を含んだ土の道はちょっと雨が降るとすぐドロドロとなり、
タイヤが足をとられる場所や、
いくつか非常に滑りやすい場所が出来ています。
ということで
ジャパニーズ道路コントラクターの出動です。
チームは当方と犬2匹、最強。。。
犬2匹はバイクで通りがかる人がいると ワン! ワン!と吠えて
噛みつきにいくので、、、、時々、邪魔でしょうがないのですが、、、
土方式 エイサ ホイサ 健康法
鍬を持って30分ほど歩き、直す現場に来たら、写真のように鍬で
エイサ ホイサ ♪ エイサ ホイサ ♪ と土を掘ったり運んだり、それも
ハードに走ったりしながら行う。
2時間もやれば汗みどろ、
手は手袋をしていないと豆ができてしまうぐらい 思いっきりハードに鍬を振る。
へとへとになります。。。。最高の全身運動。
山道をジョギングやらウオーキングするのもいいですが、
運動になるだけ である意味、生み出すものが何もない。。。
山暮らしというものは、
こういった必要な業務をこなすことで汗を流すことが出来るものなのです。
というか、それが自然の人間の営みというもの。。。。
一仕事片付きました!
犬たちと作業する2時間は至福の時間
で、一汗かいたら 一仕事片付いている。
自分も犬も最高ハッピー♪マックス
このあたりに居るのは牛、ヤギ、羊を放牧するマサイのみ、もうこいつらとは顔なじみ
帰ってきて、温泉サウナに入り、ゆっくりスチームルームでストレッチを行いながら
1時間のサウナセッションで汗を流し、心身共々リフレッシュするのが、ここに来てから、もう4年になる多分 永遠のマイブーム。
毎日これを続けると 超健康体 になる感覚があります。
まあ、つくづく、これが一番幸せだよなー と。
外の世界で、いろいろあることを、聞けば聞くほど、そうまた実感するのでした。
GW中ということで、日本人の若者が一人、大雨のなか泊りにきました。
既にゴールデンウイークという言葉が遠いどこかの記憶の隅にでもあるような、、、そんな感覚に陥りそうになる、、、もう数年、、毎日がゴールデンウイークのような山奥二スト。。。
大雨で洪水、大変でしたね。心配していました。マサイマラに暮らすマサイの友人から
返信削除電話をもらいナイロビが大変だと・・マサイマラは大丈夫だったみたいですが。乾さんも大変でしたね。お見舞い申し上げます。
今期は暮らしてる町の組長、来期は役員と、長いお休みが取れそうにありません。
気持ちはいつもケニアに、向いているのですが。いつかまた!
お見舞いありがとうございます!こちらは仰る通り山の中腹なので、またナイロビの家共に大丈夫でした。ただこれからこういった世界規模の異常気象と災害が頻繁に起こりそうなので要注意ですね。。。ナイロビは洪水の後の伝染病が怖いです、お知り合いにもどうぞ飲み水もろもろ気をつけるようお伝えください。お住まいの地域でご活躍のようで何よりです、時間がある時に時々また当ブログを覗きに来てくださいねー
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