海外辺境山奥二スト

 

ジャンボ !

またまたご無沙汰してしまいました、、、、

今年1年、しばらく書くという作業をお休みというか、、、

「本当に書きたい時だけ書く」 という風にしていましたが、

そろそろ1年近くやってきて、、、、というかサボってきて。。。。

雨降った翌朝の雲海

人生中盤の折り返し地点も過ぎたところで思うことは、

目標やら、やらないといかん的なことって色々あるけど。。。時々サボって距離を置くことも大切かな と


感じたことは、

運動にしろ、書くことにしろ、

こういうものはやはり 習慣の賜物 である

ということ。

やらなければ大概のものは筋肉と同じく使わないことで退化していくような、、、

なので、ある意味強制的に続けないと

だんだんと忙しい日常の中に埋もれていってしまいがちだと。。。

習慣の賜物

犬たちとのほぼ毎日1時間のハイキング

最近ではこれをしないとなまった体が気持ち悪いと感じるようにまで

でもですね、

なんといいますか、こういう時があってもいいのかなー 

なんて気がするのも確か。

ここに来て人生あきらめた、、、というわけではないのですが、、、

半分ぐらいはそんな気分で、

ある意味、いい感じで 力が抜けてきたのかなー? 

なんていう風にも思うのです。

引き続きのんびりやらせていただきます。。。


牛に追い越されたわれわれ。。。の図

まあ、何事ものんびりいきましょう~ そう、わたくしはアフリカ人より牛より遅いスロー日本人


まあまあ そういうことで、

書くこともまたまた習慣化していこうと思うこの頃ですので、、、、

時々当ブログを覗きに来てくださると幸いです!


さて、

前回から書きだしたテーマを続けていこうと思います。

こんなアフリカはケニアの山奥などに入植するにあたって、

通常の今までの町での暮らしから大きく 変わったこと、

普通に大概の人がしていて、自分もこれまでそうしていたが 辞めたもの。

そんな事柄を引き続き紹介していきます。


久々登場 「アバター」 女王様





年に2回、せっせと2-6匹生むので時々猫ノミが大発生したりして大変ですが、、、

アバターと猫ちゃんたちは辞められませんねー 彼らのおかげでこんな山奥で一人暮らしていてもあまり孤独を感じない。。。山暮らしに入ってさらに猫や犬と仲良くなった。。。もう家族


その前に、

題を見て ん? となったかもしれませんが、

零細中の零細の温泉サウナが売りのキャンプ場、

それもアフリカはケニアの山奥。。。。

こんな自分の肩書って何だろーな?とふと思ったわけなのですが、

海外辺境山奥二スト

というのが一番しっくりくるなかー と (笑)


海外辺境山奥二スト

(インターナショナルな能天気、田舎好き、主にオフグリッド環境で絶景の場所に生息)


日本のテレビであるじゃないですか、

海外のこんな僻地に日本人が居た! ってーの。

自分もその一つに出たりしたわけですが、、、

(当時の動画はもうネット上に存在していないのでリンクを貼れないのが残念ですが、

テレ東の「世界ナゼそこに?日本人」という番組)


それですよ、それ。


ということで海外辺境山奥二ストになるにあたって、

辞めたことの続きです。

前回、水道、ガス、電気といった通常の都市部で普通に使われている

インフラがまったくないので、それら特に大きな違いは

自分的には 冷蔵庫 を辞めた ということでしたが、、、

今回は

トイレット・ペーパーを使わなくなった

です。

え? じゃあ何使うの? 葉っぱ?

と思ったあなた、

文明社会の洗脳にどっぷり浸かっているかと思われます。。。 (笑)



当方のコンポスト・トイレ小屋外観


これは村の人々のぼっとん式トイレでも多いのですが、

彼らの場合は経済的な理由からトイレットペーパーが買えないから、

普段日常の生活の中で再利用できるもの イコール 紙類 を

トイレットペーパーにするのです。

葉っぱは、かぶれるような種類の植物も多く

やはりアフリカですから 葉に毒虫やらがついていて 

それに刺されたり。。。

そんなでアフリカ人はトイレットペーパー代わりにあまり使おうとしません。。。。

使われるのは使用済の紙類。

古新聞、古ノート、包装紙 などなど

うちのキャンプのトイレにはもちろんトイレットペーパーが完備されていますが、

オーナーの自分だけもう5年ちかくトイレットペーパーを消費することなく、

せっせと集めた古新聞、電話帳、読まなくなった日本語の本、雑誌

などなどで快適にお尻をふかせていただいています!

水が入ったケチャップの空き瓶も紙の横に置いてますから

紙に大さじ1杯の水をのせてふきふき おークリーン!

毎回 マニュアル・ウォッシュレットです。 

バケツ式ドライ・トイレ

バケツの上にDIYでトイレ・シートを台を作って載せたもの。いっぱいになってきたら(約5日程度)バケツを単純に引いて取り出し、中身をコンポスト箱へ投げ捨て、簡単に水で洗い(ブラシは草)再設置

土地の隅っこ、焼却炉の横にコンポスト・ビンがあります。

壁は網戸で中が乾燥しやすくしています、フタは透明のトタンで箱の中に日光が入るようにもしています。当初の予想は大きく当たり、ほとんど匂いはしません!

ここに投げ入れ早4年。。。もう1年ぐらいいけそう このアイディア、ここを始めるにあたって日本語の小屋暮らし的サイトで英語の僻地暮らし的サイトや建築方法サイトから情報を得て実施したが、最高のシステム!を実感している。バケツの中身を投げ入れるという作業はあるが、、、それさえすればほとんど匂いが残らない、、、かつ使用後は資源として利用。


いっぱいになったら、閉めたまま1年寝かせ、1年後にはほぼ土のようになっている元うんちたちを土地のフェンスに植えてあるフェンス木たちの根元に肥料として挙げる予定。

そう、立派なパーマカルチャーですたい。

トイレット・ペーパーを使わないくなった背景には海外辺境山奥二ストになるためのバックボーン的哲学のようなものがあるのです。

作れば作るほど、売れて儲かり ウッハハ

犬用クッキーでも猫用特別オヤツでも

必要はない のかもしれないけど

売れればいいではないか、

購読者が嬉しければいいではないか

こういうものに背を向けることで、

自分がそういう 必要ない と考えるものに用がなくなり、

結果需要も減る。

働く時間も減る。

はい、 ダウンシフターズ です。  ← リンク見てね 超おススメ

まあ、あと自分 

恥ずかしながら ケチ なんですねー

ケチることで節約に繋がると 大変な功績を残した ような錯覚に陥る

しぶちん野郎だったりするのです。。。。

新聞紙でお尻をふく度に 

おー またトイレット・ペーパー使わなかったから 節約した~ と。

スタッフのトイレ用にも ニコニコしながら

電話帳やらノートを 尻ふきサイズ に切った束を時々あげてますが、、、、

スタッフには、、、、特に女性スタッフには不評です。

時々ゲスト用のトイレット・ペーパーを

黙って持っていって使っている傾向が見られます。 け、けしからん、、、、

パーマカルチャーやらダウンシフターズの哲学を若いケニア人スタッフに

時々講義する 海外辺境山奥二スト ですが、、、

だから、トイレットペーパーを使わないことで現代社会の大量消費に背を向けることになるんだから、その分、自由が得られるんだよ

とケニアの山奥に住むうちのスタッフに説いても、、、、


また何言ってるんですか?ボス

ここはケニアですから、ハクナ・マタタ (ノープロブレム)ですよ。。。


どこか泳ぐような視線しか返ってこないし、、、あまり彼らの心に響いているような気がせず。。。。 

寂しいもんではあるのですが、、、

~ 続く ~


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