ジャンボ !
前回の記事のタイトルで書いたように、
ここアフリカはケニアの電気も水道もない山の中に来て、
そろそろ6年目になることに気がつき、
ふと、いつの間にか、この山奥生活に慣れきっている自分がいるというか、、、
いつもの山歩き
この日は少し足を延ばして新しいハイキングルートの開拓とトレイル・ランのためのコースの確認
犬2匹のための飲み水を自分のとは別に持参し、時折右下の銀の容器に入れて飲ませてあげます
距離を歩く時は強い日差しにはあまり強くない犬たちが熱中症にならないよう注意が必要
何度も言ってますが、、、、彼らとの山歩きがとにかく最高
あまりに、通常の電気、水道という
インフラがない毎日が普通になってきていて、
書くまでもないさ。。。
なんて思ってしまうほど
アフリカ田舎の村人レベルにまで染まってるなー と。(笑)
でも今思えば自分だって6年前に初めてこの山に来た時は
山歩きとかキャンプはそれなりに経験していたものの、
しょせんは先進国の都会育ち。。。
ふーむ 冷蔵庫なしの生活 に突入か。。。 と
高台から滝つぼに飛び込むような
気分でいたものです。。。
まあここは山の中ですから、、、
歩いていける店は小さな店が徒歩45分ぐらいの場所に1件、
同じような小さな店が5件ほどある集落は徒歩3時間。。。。。
スーパーがある場所となるとギルギルという町で、車で1時間
この周りに何もない場所で、しかも冷蔵庫なし
というのは、もしかして無謀?? なんて
最初は、本気で心配していたものです。
本当に何もなかった 6年前、最初の建物を建て始めた頃
ここで冷蔵庫なし、水道なし って、、、無謀にしか見えないかも。。。
当時は10人ほど居た村人ワーカーたちに不安そうに
「生まれて初めて冷蔵庫なしだ。。。」
呟くと、
全員 ポカーンと不思議そうな顔をしていたことを思いだします。
いま思えば笑いもの。。。。
だって多分彼らは10人とも たぶん
冷蔵庫というものを未だかつて持ったことがない と思われるからです。。。。
変わったこと①
電気、水道といった 都市が提供する
インフラ全くなしで生活することに
ソーラー電気のシステムを利用してパソコン、灯り、充電などは出来るようにするが
冷蔵庫なしの毎日スタート
住居も最初はテント生活。
ケニアのスーパーで売っている中国製のテントは雨が降るとすぐに中がびしょ濡れに
なるので、、、トタンで屋根をふき、その下にテントを張ってました。
煮炊きはプロパンのガスが基本で時々、火と炭。
まだ上の丘にラウンジ棟なども全く出来ていない頃
水はその最初のトタン屋根に雨トイをつけ、その雨水をろ過、沸騰させてというサバイバルっぽい生活。まあ、今でも水は規模が大きくなっただけで雨水をろ過、沸騰、というスタイルは同じ。ただお客さん用に町で飲料水を購入しているので、それを自分は併用。
変わったこと②
水道を使わなくなった
水道なんかのインフラから供給される水を飲料水にするのではなく、雨水を自力で貯め、飲料用はろ過、沸騰、洗い用はそのままという形で水は町でボトルで購入するものを除いて天水を利用。
感想;雨水をろ過、沸騰でぜんぜんいけるということ。当方の場合は宿泊施設を営むのでゲスト用にミネラルウォーターを購入するので、それを飲んでいる限りは町に暮らしていた時と何ら変わりはありません。
ということで水代はほぼ無料。町で買うミネラルウオーターは月々2-3000円というところ。まあこれは宿の客室用ですから、、、必要経費にしては少ない方でしょう。
これまた言えることは
天水利用と時々町に出た際に購入するミネラル・ウオーターとの併用で
全然イケる ということ
ろ過、沸騰させた天水を料理、飲料水と利用して6年になりますが
体調至って好調
( 盲腸にはなったけど、、、まさかこの天水利用が原因ではないだろう。。。)
そして今。
って、、、、木々に隠れてあまり建物が見えませんが、、、3棟の建物と2つのサウナがあります
変わったこと としてリストアップしていますが
もしかしたら 辞めたこと と表現した方が適格かもしれません。
都会を離れ、山暮らしを始めるための、エコロッジを始めるための、自分なりの 哲学 といいますか、エコ といいますか それに通ずることがこれらにはあり、実はけっこう奥深いのです。
究極のナマケモノ みたいになりたかった自分はこういう辞めたことを増やしていくことにより、より出費が減り、それだけ働いて現金収入を稼ぐ必要がなくなることに繋がるはずだと。。。。 ← 仕事をしたくないだけ??
変なロマンを帯びた夢を見ながら、どんどん辞めていくものを増やしていったというわけです。。。。
あと3つぐらいですかね、辞めたこと 。。。。
また次回、今度は続けて書きますんで、、、、、(汗、、、)
お楽しみに ! (気合)
本当に何もないところから始められたのですものね。尊敬に値します!
返信削除お邪魔したときは、正直不自由を感じましたし、心配でもありました。
今になってみれば良い思い出です。
ただ、もう一度となると考えちゃうかな~
ワンちゃん、猫ちゃんには会いたいです、すごく。(笑)
全く何もない状態から、まあよくここまで来れたと。好きでやってる道楽ですから、、、いらした時に不自由を感じられた部分はどういうところでしたか? インフラが無いゆえの静寂と隔離間を楽しんでもらう宿ではありますが、そういうものを求めていない方々でも滞在が楽しめるようにしたいと思っております。
返信削除水道がなくて歯磨きが十分ゆすげなかったり、どちらに吐き出していいのか・・ドライヤーが、必要だったりとか。。慣れるのに少々時間を要しましたが、非日常を堪能致しました!ありがとうございました!
返信削除貴重なコメントありがとうございます!水道は雨水タンクからではありますが、、、コテージに蛇口を来年早々の工事(上の丘から下に簡易水道で蛇口を設置)でつける予定です。ドライヤーはソーラーのシステムだと難しいんです、、、ブレンダーと同じく。。。これは発電機を入れるか通常の電気会社が必要になりますかね、、、実現まで正直時間がかかりそう。トイレがダメだったと言われるかとドキドキしておりましたが、、、大丈夫だったようでしたら、、、それは当方的には嬉しいニュースであります! 今出来ることとして、、、「電気、水道がないオフグリッド環境で快適に日常のあれこれを行うマニュアル」なんてのを作ってみますかねー アドバイス本当にありがとうございます~ とっても参考になりました!
返信削除鏡は両方のコテージに全身が映るやつ、以前いただいたアドバイスをうけて設置しました~
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