スタッフ2人はキャンプに泊まり込んでもらい朝食が7時なら5時半開始、8時なら6時半開始で対応してもらいますが、アフリカ人は短時間の睡眠で働くとかってのは、、、苦手なんですねー 結構な割合で起きてこない。。。。。
ので、 起きろー と当方に起こされることに。
その辺、自分は日本人ですから、ブラック企業にも勤めましたし、、、、そして今回はなんつっても自分のビジネスですから、前日夜がどんなに遅くて疲れていても朝3時、4時にはきっかり起きて朝食を時間に間に合わせます。
アフリカ人スタッフには
「俺ら日本人はソルジャー(兵隊)みたいなもんだから」
なんて言ってますが。。。
キャンプへの客足はいったん落ち着いたものの週末のコテージはいつも満員御礼フランス人女性客とこれまで数回来ているオランダ人男性とケニア訪問中のご両親
ディナーを出した後、夜11時、12時に寝て、時には早出のお客さんのために朝食を7時に用意するために夜中の3時とか4時とかに起きてやるという、3-4時間睡眠の日々が数日続いたりしながらも、昼寝をして疲れをとったりしながら続けていたわけですが、50を超えた老体は無理するとガタが出るということを思い知らされました。
そういうことで、ナイバシャという宿から1時間の場所にある町の病院の入院病棟からこれを書いています、本日2日目。
2日目の入院部屋
1日目は何も用意してこないまま来てしまったので、翌朝医者に無理を言って一度キャンプに戻らせてもらいました。
1度戻りスタッフに留守にするから、とキャンプと当方住居のカギと仕事を与え、2日目からはパソコンと大量の本持参でやってきました
一昨日のこと。
2泊していったインド系ケニア人3名への夕食を作っていた時から右腹が痛み、
どうにもこうにも調子が悪い。。。
ケニア在住移民3世インド人(奥)とカナダ在住インド人 10年ぶりの兄弟再開旅にアースキャンプを利用くださりうれしい限り、真ん中の男性は80代!でもかなり元気。ジム通いをずっと続けてるとか。やっぱり運動か。。。。退院したら最近忙しくてさぼり気味だった毎日ウオーキングを半強制的に必ず課すことにしよう
山の中に暮らすようになってからの、体調を崩した時の恒例となっている症状と痛みの情報からネット検索しまくって病を予想する作業数時間。
いつもは食べたものから来る食あたり系で、どの抗生物質がいいのか?という判断材料にする作業になりますが、今回はどこか違う、うむうむうむ。
でもって出した答えは
盲腸なんではないか? というもの。
予想は大当たり。
時間を置くことが一番悪い、、、と知ったので、痛みが出て2日目に即病院に行って超音波検査を実施。虫垂が8mm大に腫れていて「今すぐ入院してください」と言われ入院したのが一昨日の昼。
何となく家にその日は帰れるような気で、何も準備してこなかったので、最初の入院は1泊だけして翌日は一度キャンプに戻らせてもらいます。
カギをスタッフに渡すことなく出てきてしまったので、犬2匹、猫3匹も昨年3月の火事以来、久々の食事なしの1日。
山奥で家族は彼ら猫と犬たちだけだ、という日々を送っているからか、、、1日病気で彼らから離れただけで、それはそれは彼らが恋しいこと。。。。
キャンプに到着した時の彼らの嬉しさ満載のお出迎えと「お腹すいたよー」懇願。
はー元気にしてたか?とすぐごはんを作ってあげる時の、嬉しいこと。
人の幸せってのは、こういうシンプルなことなんだ、
と久々に実感した瞬間でした。
そう、人間はアホですから、いったん失ってみてこそ、自分が持っていたものの素晴らしさを再認識するのです。コロナ渦でそれを感じた方々も多いはず。
創り上げたアース・キャンプと愉快な仲間たち(猫、犬、村人) 最高
冒険レベルの体験を通して見つけた、山の中の温泉が出ているこの土地、
そして自分のアイディアで作り上げた温泉スチームサウナ、超最高
よーし健康になって、もっともっとこの桃源郷作りと温泉宿ビジネスを楽しもう!そう、心の底から思えた感動の瞬間でした。
アフリカはケニアの電気も水も来ていない山奥でキャンプ場なんかを運営していて、
病気になったときはどうするんだー??
って、皆さん思っているでしょーし
当方のことを気遣ってくれる方々からはやっぱり心配されます。
でも、やるしかないのです!
今後はより一層健康に気遣う毎日を送るために、運動(今後は強制的に毎日)と健康食生活(脂っこいものが好きだったりするので、改善というか改革!)を最優先に考え実行しながらやっていきます。
天使の寝顔
アバターとアイドルちゃん
貫禄が出てきたイオンちゃん
デカくていかつい感じがあるので怖がる人も多いですが実はメスで超弱虫。。。。ピンチになるとすぐ悲痛な鳴き声をあげて逃げまくります。。。
さて、治療の方は順調で、これを書いている3日目の朝はほとんど痛みもなくなってきています。
入院した時はドクターにも盲腸で昔から行われている開腹しての切除手術をしつこく勧められましたが、自分でネットで調べたなかでは、ミミズのように盲腸から出ている虫垂が破れていたり穴が開いていたりしなければ抗生薬治療で対応可能というもの。
ここはやっぱりアフリカですし、病院もそれなりに技術も上がってきていて、20年前のアフリカ、ケニアの状況とはずいぶん違い、向上してきているとはおもうのですが、やっぱり合併症が怖い。。。。一生ものになりかねないですからね。。。。
前日まで宿にいたケニア在住50年の百戦錬磨のインド人も、
ケニアで手術は他者の意見(セカンドオピニオン)も聞いた方がいいよ、切らなくて済むならそれにこしたことはない。本当に必要なら日本でやったら?とアドバイスしてくれました。
で、手術をせずに盲腸を薬で散らした場合、
最も怖いのが再発。
盲腸が再発するとだいたい初回よりも酷い状態で手術が逃れない状況になる、というのが一番怖い。2回目の入院、手術となると費用的にも日本に一時帰国する飛行機代よりも高くなることは必至だし、さあどうするか。
引き続き治療を続けながら、今後のことを考えようかと。
今回の記事はこれぐらいにして、次回はアフリカ、ケニアの病院に入院してみて
遭遇した、いろいろな !!!! な出来事でも紹介しましょうかね。
病気になったらどうするのかな、と密かに思っていました。盲腸になられたことを聞き、現実になったと。切らないで正解だと思いますが。。とにかく再発しませんように。キャンプに戻りわんちゃん猫ちゃんと再会し、ご飯を作ってあげるところ。。じんわりしました~お大事になさってください。
返信削除一度いらしていただきアースキャンプの辺境さを今ではよくご存じかと。やっぱり何かあったらどうするのかな?と思われますよねー でも車で1時間で今いるナイバシャの病院(ケニアでは最も高グレードの一つ)には行けるので山奥にしては恵まれている立地かもしれません。体を壊さないようもっとスタッフに業務を任せて、特に朝食は担当を別途付けるようにして、シニアのオーナーはしっかり寝て、日々のウオーキングと猫犬とのスキンシップ+ヘルシー食事で健康を温存していくよう少々方向転換していこうと思います。自分が今持つ動物+村人+お客さんに愛される境遇は宝だなと気がついたことは大きな収穫でした。お互い健康第一でいきましょう!ノーマさんがいらしてから、ちょくちょく日本人の方々が来訪されるようになり感謝感激です!
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