ジャンボ !
日本はゴールデンウイークの時期ですね!
ここの宿をオープンしてから初のゴールデン・ウイーク。本来であればここにいらしゃる日本人のお客さんもいたのでしょうが、今年はケニアの国境閉まってますから、密入国でもしてもらわない限り、、、どうしようもないです。
2軒目の絶景コテージがそろそろ宿泊可能になるというのに、、、
そして相変わらず静かすぎて、ロビンソン・クルーソーの物語の中に既に自分の人生が入ってしまった? かのような幻想をひしひしと感じるケニア、リフトバレーの山奥での日々が続いています。
昨日のフライデーは祝日でしたが二人の村人が仕事に来てくれ、人恋しい自分は嬉しい限り。クルーソー氏はお粗末ながらもサラダスティックを振舞ってあげました。
おろしたニンニクと玉ねぎ、ピーナツバター、塩、しょうゆ、砂糖で作ったディップと村のお店から買ってきたもらった新鮮なニンジンとキャベツ
普段食べないものをご馳走されると最近は特に喜ぶ感じのワーカー
農民なのでジャガイモやトウモロコシ、豆といった食物は自給した分がたんまりあるので問題なく食べてはいけると言っていたことは前回の記事でも書きました。
羨ましいと思いますし、今回のようなことがあって現金収入がなくなると数か月でピンチに陥るような、都市型、大量消費型の資本主義ライフにどっぷり浸かったわれわれ市民は大いに学ぶことが彼等からあると思います。しかしその反面、彼等の食事はここのところきっと豆とトウモロコシの粉で作るウガリばっかり食べていると思われ。。。
「なかなか自分には出来ないなあ、、、」
というのが正直なところ。
さて、山奥での潜伏生活も6週目。
この間一度も銀行で現金をおろすことなく、村で採れた野菜を農民から直接買って食べ、週に一度だけ村の肉屋が牛を用意するので犬用の骨と一緒に肉を買い、ほぼ町に出ることなく過ごしています。
さすがにロビンソンクルーソー生活も長く続くと文明が恋しくなるもの。ときどき無性にアイスクリームとチョコレート、そしてキンキンに冷えたコカ・コーラかビールが欲しくなります。
日本では緊急事態宣言が延長されたようですが、同じようにケニアも先日、首都のロックダウンや夜間外出禁止令他、もろもろのコロナ拡散防止の為の措置が21日間延長されました。今月末まではStay Homeの日々が続きそうです。
問題はその後。
このブログを以前から読んでくださっている方々はご存じかと思いますが、宿自体そろそろ2軒目のコテージが宿泊可能になるといっても、レストランは未完成ですし、、、
レストランとなる予定の主要棟は未完成ながらも雨はしのげるのでキャンパーがテントを張るエリアとして利用しています
オープンラウンジでしばらくは食事なども出していましたが、季節的にも6月、7月はケニアでは最も寒くなる時期。ラウンジはだんだん風も強くなってきていますし、あと2週間もしたら寒すぎて座ってのんびり出来なくなるでしょう。。。
見晴らし最高のオープンラウンジですが、時期的にアフリカの冬へと向かうケニアではそろそろ寒くなってきてしまいました
そうなると宿泊するコテージの中で食べてもらうしかないわけで、、、、それが多くの人たちにとっては損をしているような、、、そんな気になるみたいで悩ましいのです。
かと言って施設の工事は資金的にも最近のように週イチ3-4名ぐらいでしか進められないわけで、、、、どうしても未完成なイメージの施設の中やってくしかないわけです。。。。うーむ、どうしたことやら。
2軒目コテージの1階
Ⅰ軒目コテージの1階
でもって一番悩ましいのが、ここの売りであり、ナチュラル100%でたまらない心地よさを提供してくれるスチーム・サウナ。
この噴気孔の土地を発見して自己流でサウナ小屋を建設。稼働してみてからもその良さに大半の人が絶賛する素晴らしいもの。だからこそ自分はこれに可能性を見出し、ピンチになりながらも諦めずに粘っているわけですが。。。コロナとサウナ、そしてアジア人経営者はどうしても相性が、、、という新たな問題に悩まされています。
日本でもなかなかない気持ち良さを誇る自然100%のサウナ1号
サウナがポピュラーな日本ではウイルスが猛威を振るう今のような時期でも、消毒を徹底して、その対応をしつこく告知することで安全であることを証明しながら何とか客足減を抑えているようですが、、、サウナに不慣れなケニア人には更なる安心を与えるような「何か」がコロナウイルスが存在する限り必要です。
あれやこれやと有り余る時間の中で、いつもそういうことを考えているからか、時々ぽっとアイディアが浮かぶことがあります。今朝は具体的なアイディアというよりも、忍耐強く続けていることで思わぬことが開けてくるというか、そんなことを連想させる出来事があったのです。
一昨日、かき揚げを作りました。
かき揚げアフリカンうどん
カボチャがあったのでカボチャの天ぷらも同時に作りましたが大きなカボチャで全て天ぷらにすることが出来ず、半分は煮つけにしました。
煮つけも一人の自分としては多すぎて食べきれずに置いておいたのですが、今朝がたラーメンを作る際に残っていたのが目に映り、煮つけも今処理しないと持たなくなる、と思い
「ええい、ラーメンのスープに入れてしまえ!」とかなり思い切ったことを実施。
スープがぐつぐつと煮えてきた頃、カボチャの煮つけの四角いピースたちも、だんだんと荷崩れしてきて、ヘラで押すとどんどん崩れてスープの中でペースト状になり、スープ全体がカボチャ色に変わってくるではないですか!
おおー と少し驚きながらも煮つけの破片を全てヘラで崩していき、最終的には何とスープ全体がカボチャのポタージュのような、、カレーうどんのような、、様相となり、味見してみたところ、なかなかいい味!!
カレーうどんっぽい様相となり、おお??
そして出来上がった
パンプキン・ラーメン
菜園からのパセリを乗せて、、これは旨い!
きっとカレーうどんなんかもこういう流れで発明されたのでは?
そして、こんなことを思ったのです。
ここの宿の事業にしても、粘って粘って粘りまくれば、今朝偶然出来たパンプキン・ラーメンのように思わぬアイディアから存続していく方法が生まれることもあるはず!!
その為にも ケニアの山奥潜伏生活を鋭意続行することです。
運よ~ アイディアよ~ 俺の頭よ~ 頼んだぞ!!
はじめまして。 弊社はTrip-Partner(https://trip-partner.jp/ )という旅行・夜遊び・大人の恋愛情報メディアを運営しております。 貴方様のような内容に富んだ記事を扱い、読者に有益なメディアにしたいと思っています。是非貴方様に弊社のサイトでも記事を執筆頂きたいと思いまして、ご連絡差し上げました。報酬は1記事2500円~5000円を考えています。 もしご興味ありましたら範國(ノリクニ)宛(japan-director@trip-partner.jp)にメールを頂けますでしょうか? その際メールにブログのURLを記載頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。
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