兆し


ジャンボ !

10月1日のプレ・オープンを目指していますが、前回の記事で紹介した軽自動車で世界を旅する日本人夫婦を始め、段々とこの場所に興味を持った人たちが代わる代わる現れるようになり、営業を開始してからの兆しのようなものが見えてきています。


うむ、残った資金で勝負だ!そんな感じにさせてきてくれています。

その資金がなくなってしまったらどうするの?? という不安はもちろんありますし、そう考え始めるとキリがないことも確かですが、


ここまで来てやるしかない今、そういうネガティブ思考をフっ飛ばして、思いっきり前向きな自分にしています。


それしかないでしょ!
 

多少不自然かもしれませんが、自己啓発本でもよく言われている、

なりたいものになったつもりで、嘘でもいいから、そのフリをしているといつの間にか、それになっている という教え、人生かけて実践しています。


ここのところ、ブログの更新があまりない日々が続いていましたが、村でのネットワークがぶつぶつ途中でよく切れるという物理的な状況以外にも、アフリカで宿を経営するオーナーの心境に自分がなるように、かつ現実と目標のギャップから来るプレッシャーに押しつぶされないようにしていたことから、気分が乗らない状態で愚痴っぽいトーンになることを避けていたのです、お許しを。



でももう大丈夫です。
いろいろな人が宿に来てくれ、とってもいいバイブレーションと、励ましのコメントをくれたおかげで、勝負の一手を繰り出す気分になっています。


人との交流が全てだな、と再認識している今日この頃。
昨日からナイロビに来ています。


ナイロビに来たらフルーツサラダです。
すいか、マンゴー、パパイヤ、アボカド、パイナップル、そしてビーツのふりかけ 100シル(円も同じぐらい)也 
熱帯性ビタミン補給の王者!


一番の用事は歯周病でグラグラしてきている歯を抜くこと。

5年前ぐらいから当時はエチオピアで農業のプロジェクトに従事していた頃でしたが、奥歯の歯周病が始まっていたようで、その後自覚症状がなかったのですが、今年に入って完全にグラグラしてきて時々痛かったのと、このままにしていると他の歯にも影響が出そうだったので抜きにきたのです。


歯を抜くというのは、いくらもうグラグラになって抜くしかないような歯でも怖いものですね、、、アポを入れた当日の昼まで「痛みもないことだし、次回にしようかな、、、、」なんて思ってましたが、ネットで早く抜かないと他の歯までダメになるというのをいろいろなサイトで読んでもう観念。インド人の歯医者に行きました。


で、大きな痛みもなく無事、抜歯。

というかかなりグラグラになっていて、自分でもきっとペンチで軽く抜けたでしょうというぐらい歯周病が進んでいました。

この歯は30年前にニューヨークで就職した時に出来た虫歯を治療したもの。
当時大学卒業してすぐの身で健康保険にも入っていなかったことから、アメリカでは歯の治療は保険に入っていないとバカ高く、虫歯の治療に1000ドル以上かかることを知り、知り合いの日本人の情報でチャイナタウンにある漢方薬の匂いに包まれたモグリなのか正規の歯医者なのかもわからないような様子の歯医者で250ドルで銀歯にしてもらった思い出深い歯なのです。

そして30年後、アフリカのケニアでこういうことをしている時に今度はインド人の歯医者で抜いてもらっているということに何だか運命のようなものを感じて記念にもらってきました。銀歯自体はまだまだいい状態に見えます。


昨日は久しぶりに弁護士事務所に行って用事を済ませ、歯医者に行く前にと、前から気になっていたカフェに行ってみました。
NOOK Cafe というナイロビはハリンガムにある2年程前に出来たケニア生まれのドイツ人女性が経営するカフェ。

美味しいということで沢山の人のブログにあげられていてナイロビに住む外国人に人気のカフェ。

そしてここの主力商品はタコス。ということでうちアース・キャンプと同じ。

かなり本格派の料理を出しているイメージで、週によってはJapanese Weekというイベントで豚骨ラーメンなんかも出していて、写真を見た感じでは白人にしては日本のラーメンすぎる様相で、やるな!という印象を受けておりました。



















Nook Cafe ; 
https://web.facebook.com/cafenook/?__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARDc5PmBTr57SpPfXuJRCmaHKNxGtM8OLleIIWr4uky-utvw3JL7WvpWUqPaRGK3zZ2QAW5VqvoRJEva


ナイロビの白人層に人気という特色は、自分の宿で最も学ぶべきもので。勉強のためにランチをいただきました。もちろんタコスをオーダー。

1200シルという値段設定はタコス2個ではもしかして東京よりも高い?という強気の設定。それでも人気なのだからさぞかし美味しいタコスなんでしょう、と自分のタコスに最近自信がついてきている自分は味試し。


建築素材のトタン板を曲げてWにした皿とまな板というプレゼンがなかなかおしゃれで、自分のところでも同じものを使う予定。

これはビーフのタコスだったのですが、サルサはなくてアボカドのソースがサルサ代わりで塩分が入っており、その他レーズンが入っているという部分がオーソドックスなメキシコのタコスと違うところ。そしてお味の方は?


うん、美味しいです。 でも、でも、でも 日本語のブログだから書きますが、

自分のタコスの方が美味しい!!


そう、思えたのです。

敵の腕が自分より下という事実を見つけて自信を取り戻すという、卑怯者のような図式は間逃れないのですが、、、、

いける!!

牛の煮込みを利用した自分のタコス、絶対いける!!

そう確信できただけでも、1200シルの出費、元がとれたようなものです。


そんな卑怯者的マインドはひた隠ししながら、ドイツ人オーナーとしばし歓談。




彼女はケニア生まれで、30代でしょうか。ナイバシャの宿のこともお話しさせていただき、オープンしたら宣伝のちらしをここにも置いてくれることになりました。


自分もタコスを出すのでこのWトタン皿とまな板のアイディアはぜひ使いたいと思ってると打ち明けましたら、どうぞお気軽にコピーしてください!と言ってくださいました。



おかげで歯医者に行くまでの道はルンルン♪ 気分。
よし、10月1日、始めるぞ! 


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