アフリカの山奥でいったい何を? 1

ジャンボ!
昨日今日と、久々にまとまった雨が降りました。



この雨で雨水を貯めている5000リッターの水タンクは80%まで一杯に。これだけあれば、自分ひとりの生活用水としてなら向う3カ月は大丈夫でしょう。こんな生活を送っているので、最近は雨がたくさん降って水タンクに溜まると、なんだか自分の銀行口座にじゃぶじぶとお水のお金が貯まっていくような、、、そんな感覚を覚えるようになりました。まさに天からの恵み。



人間が生きていくために必要なものというのは、
本来こうして天から無料で与えられるもの

そんなことを改めて思う、自然に寄りそった山暮らしをしています。

家の屋根をたたく雨音を聞きながら、アフリカの山奥でこうして一人でブログを書いている今のような生活に、いつの間にか自分の人生がどっぷり浸かっていることに気がつきます。

















水道、電気といった生活インフラがまったく来ていないケニアの山の中。
ここにロッジを建設しているのです。

もう2年前から、ここでソーラー電気と雨水を利用してのオフグリッド生活を送りながら宿の建設作業に励んでいます。その様子は今まで「超スロー生活」というブログでお伝えしてきたことから、何となくこのブログもその続きのように、、、そんな気分が抜けないのですが、初めて見に来られる方々でも面白く読めるように少しづつ背景をお伝えしていきますね!



そう言えば、今年4月と11月に日本のテレビ番組で自分のここでのことが紹介され、11月に放映された分はYoutubeにアップされているので、そちらを見ていただくと一番分かりやすいかもしれません。

「世界ナゼそこに日本人」
https://www.youtube.com/watch?v=OwHx4OwX1Kk

まずはここの場所から紹介しましょう。

東アフリカはケニア、首都ナイロビから距離にしておよそ100キロ。ケニアは大地溝帯の真上、ナイバシャ湖からほど近い場所にあります。


ケニアのことを存じている方でしたら、ナイロビからナクル方面へと向かう高速道路の上にあるデラメアーと呼ばれる休憩エリアから30キロの場所と言えば見当がつくかと思います。





























ラウンジからはエレメンタイタ湖、ナクル湖が見渡せます。




2.5エーカー、およそ3000坪のこの土地はケニアの宿の施設という意味ではそう大きくありませんが、日本人の自分にとっては中学校3つ分の土地。この大きさの土地に自分で好きなように宿泊施設を建てていいと聞いたら、あなたならどうします?

ケニアと聞くとまず最もポピュラーなイメージがライオンや象、キリンといったアフリカの野生動物を見に行くサファリ観光でしょう。













しかしここの宿はナクル湖国立公園へは日帰りサファリにちょうどいい場所にあるものの、基本的にはサファリとは無縁の山の中。では何が?と言われれば、

こんなラインアップになりましょうか。

―火山性の噴気孔を直接利用した天然スチームサウナ
ー酵素風呂
ーアフリカ大地溝帯を見下ろす絶景ラウンジ
―山間に暮らすキクユ族の人々の自給自足に近い農的生き方を見れる
―村の人たちには生活の道でもある絶景のトレイルをハイキング


それでは次回より、これらを詳しく紹介することにしましょう。
お楽しみに!

コメント

  1. はじめまして。以前のブログから拝見させてもらっています。
    見事な景観、素晴らしい場所ですね。やはり大陸はいい。遥か彼方まで陸続きであるというのは私は大好きですね。

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  2. はじめまして!以前のブログからのご訪問ありがとうございます。景色、ここ最高です。いろいろありますが、この景色を毎日見ているからこそ頑張れるような気がします。ブログを見てくださっていた方が何時の日かケニアへ、ここの宿を訪れてくれることが今の一番の夢です!

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